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奈良県立医科大学

Nara Medical University

活動内容Our Activities

教授ごあいさつ

院長写真

感染症センターは2003年に本学に設立されました。当センターでは感染症診療と感染管理を主な業務としています。感染症診療は、入院診療では一類感染症を含むすべての感染症に対応できるように、空気感染対応の一類感染症病床2床を含む14床を独自に有し、一般感染症はもちろんのこと、AIDSをはじめ、輸入感染症や新興・再興感染症まで広く診療に取り組み、第一種感染症指定医療機関として、AIDS中核拠点病院として、その任を果たしています。

外来診療では、一般感染症外来以外に海外渡航者外来やワクチン外来、寄生虫外来、HIV感染症外来、呼吸器感染症外来など各種専門外来を整備し、感染症関連の外来の充実を図っています。もちろん、これ以外に月に100例を超えるコンサルテーション活動を行い、院内の感染症合併患者予後の改善と、早期治癒による入院期間の短縮に貢献しています。

感染管理業務では、感染管理室を全面的にバックアップし、看護師や薬剤師、検査技師、事務と連携してチームで院内感染対策に取り組み、積極的な介入を行い、抗菌薬適正使用を推進し、耐性菌の防止とそれらによる医療関連感染を予防し、さらに職員の感染症に対する安全管理を行い、安全で清潔な病院づくりに貢献しています。

研究面では、2007年に大学院医学研究科感染制御医学を設置し、研究体制を整備しています。また、基礎医学の免疫学講座(伊藤利洋教授)、微生物感染症学講座(矢野寿一教授)、病原体・感染防御医学講座(吉川正英教授)と連携して研究をおこない、学位取得をすすめています。感染症に特化して診療・研究に取り組んでいる大学は全国でも少なく、感染症が大きな社会問題になってきている現代において、総合的に感染症学を学べる大学として当センターは大きな役割を果たしています。

教育面では、現在の感染症医に求められるものは、感染症診療に関する幅広い知識と経験、抗菌薬の適正使用能力、感染管理能力、そして、視野の広い総合臨床力です。その理由は、耐性菌と複雑化・多様化した各種コンプロマイズド ホストが増加し、併発する感染症に対して適切に対応するためには総合的な内科診療力が必要とされるからです。当センターでは、感染症診療の中で総合的な内科診療を展開できる良質な感染症医を育成するために、地域の基幹病院と連携して、感染症を勉強しながら総合的な内科診療力を習得できるような研修体制を構築しています。全国から優秀な若者が集まり、現在では医局員は30人を超え、また、感染症内科を有する関連病院も10施設を超え、その中で、日本感染症学会認定研修施設も徐々に増え、感染症診療に関する人材と施設の育成は着実に進行し、地域における感染症診療の質の向上に貢献しています。
このように、感染症医を目指す者にとって、当センターは診療・教育・研究の全ての分野において充実した組織であり、今後もさらなる発展を遂げていきます。

奈良県立医科大学
感染症センター
ビルダークリニック

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