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先天性心疾患センター

部門の紹介

先天性心疾患センター_画像1 先天性心疾患全般にわたり診療する部門として、英国王立ブロンプトン病院のConsultant Surgeon上村秀樹氏を併任教授に迎え、2013年10月に開設しました。2014年9月より先天性心疾患手術を開始しております。

  • 診療・治療
       近年、先天性心疾患に対する新生児・乳幼児早期の手術成績向上に伴い、比較的軽症疾患の確実な治療に加え、極めて重篤な先天性心疾患の救命が可能となりました。さらに現在では長期的なQuality of Lifeの向上を目指して、綿密かつ継続的な治療計画の重要性が論じられております。例えば、幼小児期の手術直後は良好な状態であっても、成長と相まって年齢を重ねるごとに様々な問題が生じてくる場合があります。成人期に達した先天性心疾患の診断・治療は未だ発展段階であり、その領域の大本山である王立ブロンプトン病院と連携することは大きな意義が有り、豊富な知見を診療に役立てることができます。
       こうしたことを踏まえ、当部門は各診療科協力のもと、乳幼児期の初期診断・治療から成人期の経過観察まで長期に渡り、統合的に計画・管理を行うことを目的とします。

        ※ Up to date
             ・ 2016年4月に横山晋也講師が赴任し、
               すべての先天性心疾患手術に対応可能となりました。
             ・ 2016年6月より手術を再開いたしました
             ・ 2016年10月に新病棟(E棟)が竣工いたしました。
             ・ 2016年は、16例を手術させていただきました。
             ・ 2017年4月から上村秀樹が当院先天性心疾患センター
               主任教授として専従となりました。
             ・ 手術再開以降、2017年7月までに47例(新生児症例11例を含む)を
               施行いたしました。

  • 研究・教育
       教育では、先天性心疾患診療に携わる医師やパラメディカル、医学生、心臓疾患について知りたい一般の方々を対象として、心臓形態学の啓蒙を行います。心臓形態学は構造異常を的確に認識し、治療や診断に役立てるための体系的方法論です。正常心から高度複雑構造異常まで、理解を深めることができます。
       研究では、先天性心疾患の術後管理における腎代替療法や、本学小児科が得意とする血栓止血学の知見を応用した心臓手術後の血液凝固動態の変化について、研鑽を積んでいます。

診療内容

上村秀樹 比較的軽症の先天性心疾患であっても、的確な診断・治療計画は欠かせません。重症先天性心疾患では胎児期からの管理や出生直後の対応が予後を左右することが有ります。胎児超音波検査を積極的に導入し、早期診断と正確な病態把握を行うことにより、最適な治療を提供できるように努めております。そして、外科治療においては手術の難易度に関わらず、丁寧・安全をモットーとしております。
   近年は「成人期に発見された」あるいは「青年期・成人期に入って修復術後の新たな問題が生じた」先天性心疾患の患者さん方を、何科が、どのように診療していくかが議論されるようになり、「成人先天性心疾患学」が新しい学問分野として発展しつつあります。
   当部門では、産科、新生児科、小児科、循環器内科、麻酔科、集中治療部、放射線科などの画像診断部門、心臓血管外科などが連携し、集学的に最良の診断治療が提供できるよう努めております。
   今後、手術件数は益々増加が見込まれますが、常に万全を期して対応できるよう更に各科の連携を深めてまいります。

スタッフ紹介

   先天性心疾患センター長 ・ 主任教授
      上村秀樹(元英国王立ブロンプトン病院主任外科医)
    ・心臓血管外科
        横山 晋也(日本心臓血管外科専門医修練指導者)
        早田 義宏(日本心臓血管外科専門医)
        殿村 玲(胸部心臓血管外科医員)
    ・小児科
        吉澤 弘行(日本小児循環器学会専門医)
        辻井 信之(日本小児循環器学会専門医)
    ・新生児科
        林 環(日本小児循環器学会専門医)
    ・産婦人科
        佐道 俊幸(日本産婦人科学会認定専門医・母体保護法指定医)
    ・循環器内科
        岡山 悟志(日本循環器学会専門医)
     その他協力科・部署
        麻酔科、麻酔科集中治療部、放射線科、臨床工学部門など  

受診される方へ

  • 先天性心疾患センター_画像3外来
  • ・循環器小児科外来

        火曜日:辻井医師、金曜日:吉澤医師
    ・循環器内科外来
        月曜日・木曜日:斉藤教授、火曜日・金曜日:岡山医師
    ・心臓外科系外来
      金曜日午前:上村教授、午後:横山講師    

  • 手術:火曜日および木曜日 午前9時に手術室に入室いたします。
  • 術後:集中治療室に収容し、主に心臓血管外科が中心となり術後管理を行います。また、状況に応じて小児科、集中治療部が綿密に連携して担当します。さらに、低体重(2,500g以下)のお子さまに関しては、新生児集中治療室(NICU)で術後管理させていただく場合もあります。

医療機関の方へ

先天性心疾患センター_画像4 心房中隔欠損や心室中隔欠損のような比較的軽症の疾患から、大動脈縮窄、そしてファロー四徴や完全大血管転位、さらには左心低形成症候群や単心室のような重症疾患まで、すべての先天性心疾患を対象としております。セカンドオピニオンには随時対応いたします。詳しくは、地域医療連携室にご相談ください。 

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