症例A2

10代男性
主訴:下肢痛


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2001.5.21更新
診断:骨肉腫(Osteosarcoma)
単純X線写真では左大腿骨骨幹端に溶骨性変化と造骨性変化の混合した像が見られ、骨梁の構造は不明瞭となっている。骨皮質の破壊像も見られる。その近傍には多数の針状の骨膜反応像が見られ、またその近位には三角形の骨新生像が見られる(Codman's triangle)。
MRI のT2強調像では骨内外の軟部組織腫瘤が描出されている。骨髄内の腫瘤は不均一な信号強度を示している。骨皮質の破壊されている部位についても明瞭に描出されている。骨外の腫瘤は著明な高信号を示し、内部に単純X線写真でみられた骨膜反応像が低信号として描出されている。
一般にMRI は正常骨髄と骨肉腫の区別を明瞭に描出することができる。また骨外腫瘤の進展範囲や遠隔転移の描出にもすぐれている。