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更新日:2016年5月20日

寄附講座「血圧制御学」

平成22年4月、万有製薬株式会社(現MSD株式会社)による寄附講座「血圧制御学講座」を開設しました。

寄附講座「血圧制御学講座」の概要

研究領域

血圧における食塩と高血圧発症の影響を検討

寄附講座教員

教授(寄附講座) 斎藤 能彦(※第一内科学 教授と兼務)
助教(寄附講座)  熊澤 拓也

講座開設期間

平成22年度~平成29年度(8年間)

寄附者

MSD株式会社(旧万有製薬株式会社)

(東京都千代田区九段北一丁目13番12号 北の丸スクエア)

寄附講座「血圧制御学講座」で今後取り組む研究内容

人類にとって高血圧症は脳心血管系イベントの最強の危険因子であり、3000万人の国民が罹患しています。高血圧症の発症機序には、食塩とレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の活性化の双方が必須であり、そのどちらかでは高血圧は発症しません。一方、ナトリウム利尿ペプチド系は、この食塩とレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系と機能的に拮抗することが知られています。本講座では、これら食塩とそれに関連する生体調節系の役割を解明し、高血圧発症機序の解明に挑戦します。

寄附講座設置に当たり

理事長 吉岡 章

このたび、万有製薬株式会社から、社会貢献活動(CSR)の一環として寄附講座を提供していただけることとなりました。
今後3年間にわたり、当該寄附講座で高血圧発症の機序を解明すべく集中的に研究を行います。その結果が、国民病とも言える高血圧症克服のきっかけに繋がり、県民の皆様だけでなく国民全体の健康増進にも役立つよう、研究成果を出していく所存です。

万有製薬株式会社 代表取締役社長 マーク・ティムニー

高血圧領域において高い研究実績のある奈良県立医科大学第一内科学教室での血圧制御学講座の開設をサポートすることになり、大変喜ばしく感じております。万有製薬は、世界一流の医薬品・ワクチンを提供し、人々のクオリティ・オブ・ライフに貢献することをミッションと考えています。日本の人々の健康のためにも、産学連携による優れた研究は非常に重要と位置づけており、本寄附講座のサポートを通して高血圧研究のさらなる発展、日本の医療に貢献していきたいと考えております。

血圧制御学講座教授(寄附講座) 斎藤 能彦

このたび、万有製薬株式会社から、血圧制御学講座の寄附の申し出があり、私が、その寄附講座を第一内科学教室と兼務の形で担当させていただくことになりました。大変光栄なことと存じております。私が、長年研究テーマとして参りました、ナトリウム利尿ペプチド系、レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系は高血圧の発症・進展に深く関与しているところは明らかであります。これらの系と日本人に多い食塩感受性高血圧との関連を含めて高血圧発症・進展機序の解明に努力したいと思います。このたび、専任講師として赴任する染川智博士とともに研究に精進したいと考えております。

お問い合わせ

公立大学法人奈良県立医科大学 法人企画部 研究推進課 産学連携推進係(産学連携推進センター)・大和漢方医学薬学センター

奈良県橿原市四条町840番地

電話番号:0744-22-3051

ファックス番号:0744-29-4746