平成20年卒:5年目 土手 揚子(平成23年〜 県立三室病院心臓血管センター循環器内科 勤務) |
「三室病院について」
研修医のみなさんこんにちは! 医師5年目の土手と申します。私は奈良医大病院で2年研修した後、第一内科に入局しました。医大で1年間勤務したのち、4年目から三室病院に参りました。
三室病院といえば! まずカテーテル治療が盛んな病院です。心臓に関しては心カテはもちろんのこと、心房細動など不整脈に対するカテーテルアブレーションも積極的に行っています。 心臓だけではありません!ASOやCLI (重症下肢虚血)などの下肢末梢動脈疾患患者様に対するカテーテル治療も行います。維持血液透析患者様のシャント血流が低下した時、 シャントが閉塞した時にはシャントPTAを行います。また当院では、内頚動脈狭窄に対するCAS(ステント留置術)も行っております。主にカテーテルを行うのは火曜日と木曜日ですが、 最近では件数が増加したので、その他の曜日にもカテーテル治療を行っていますし、カテ日以外にはペースメーカー植え込み術も行っています。毎日様々な症例を経験することができ、 上の先生方の治療テクニックに驚嘆しております。
次に、三室病院といえば! やはり市中病院ですので、循環器以外の内科疾患も多く経験できます。
私は研修を市中病院で行わなかったので、恥ずかしながら三室病院に来てプライマリ-ケアをはじめ、脳梗塞や消化器疾患など一般内科疾患に対する診療を学ばせて頂いております。
週1回は胃カメラも行っています (まだ修行中ですが。。)
最後に三室病院といえば・・みなさん本当に優しいです。スタッフの誰かが困っていたら自分がどんなに忙しくても、その人のために出来る事をします。
お互いがお互いを思いやって仕事をしているからこそ、土肥先生を中心としたチームワークがより強固になり、それが治療にも反映されてくるのではないかと思います。
あと、三室病院心臓血管センターのスタッフは、海外の大きな学会で定期的に学会発表を行っており、その際に同行させて頂く機会を頂き、最先端の治療に触れることもできます。
というわけで、三室病院心臓血管センターでの毎日は本当に充実していて楽しいです。私はこの素晴らしい環境の中で自分の可能性をどんどん広げていき、今後の方向性を見いだせていけたらと思っています。
とにもかくにも百聞は一見にしかず!!気軽に三室病院に見学に来てください、飲み会付きで大歓迎致します!
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平成21年卒:4年目 鴨門 大輔(平成24年〜 県立奈良病院循環器内科 勤務) |
2011年4月に第1内科に入局しました。奈良医大で1年間研修させていただき、2012年4月から、県立奈良病院循環器内科に勤務するようになりました。
奈良医大では、循環器疾患を中心とし、内科全般の疾患を学んできました。
県立奈良病院に勤務するようになり、心臓カテーテル検査・治療に関して、急性冠症候群を中心としたPCIに、術者としてチームの一員に加わることができるようになりました。
また、循環器の専門外来業務が始まり、外来の前は、予習で大変です。その中で、他科の先生方からのコンサルトが非常に多く、常に緊張している毎日です。
一方で、専門性をもった先生方に気軽にコンサルトできる点が、とても良い病院だと思っております。
毎日が、充実しており、徐々に診療能力がアップしていっているように感じております。夜間や土日の一人当直業務・循環器内科のオンコールにも非常に前向きに取り組んでいけていると思っております。
3年間一生懸命に頑張ってきたつもりですが、これからも努力して、斎藤教授から教わった、教えられ上手・教え上手の精神で、医療に取り組んでいきたいと思っております。
当院の循環器腎臓内科は、皆、頼れる先生ばかりで、非常に助けていただいております。また、1年間お世話になった奈良医大の第1内科の先生方にも感謝の気持ちで一杯です。
最後に、頑丈に育ててくれた両親には、心の中で常に感謝しております。
まだ、何科を専門にしようか迷っている臨床研修医の先生方・学生の方には、奈良医大第1内科への入局を心からお勧めします。
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平成21年卒:4年目 平井 香衣子(平成24年7月〜 県立三室病院心臓血管センター循環器内科 勤務) |
実録! 4年目は見た・・・・・奈良医大第一内科の実態!!
S藤 Prof. :はぁ〜い、ごくろぉ〜さぁ〜ん。いま、何しょ・・
-----「何床?」と言い終わらないうちに-----
S原 Dr. :いま、6床ですね。一応ですね、今日1床あげて、いやICUに返さないといけないので。
1床退室で。あっ,C7で。11時退出で行けると思います、はい。
S藤 Prof. :上いけんの?
K田 Dr. :ん?いや、この人の部屋はC7で確保してます。55床ぎりぎりです。
まぁ、あと女性はいけるかな。男性は知らんけど・・・。
S藤 Prof. :ん〜。じゃあ、もう一人ぐらい上げる?この人の主治・・
-----「主治医は?」と言い終わらないうちに-----
K上 Dr. :(マウスをカチ×4)Mっちゃんですね。いつもそこの壁際に立って・・・
-----スススススススススススス〜っ♪----
M本Dr. :あっ、はい〜♪どうも。
-----存在感を存分にアピール!-----
S藤 Prof. :おっ、じゃあ、上で。よろしく。
といった感じの申し送り後、CCU片隅で・・・・・・
T田 Dr.:昨日当直室で寝違えたわ。湿布貼ってくれへん?
U田 Dr.:えっ、頭にですか?(^◇^)v
T田 Dr.:背中や、背中。
U田 Dr.:介の字貼りにしときますか。
T田 Dr.:1枚、1枚。(笑)
T田 Dr.:あっ、髪きった
H井:はい。ばっさりです.爽快ですね♪(^o^)丿
T田 Dr.:うん。・・・・・・性別不詳やな。(―ω―)
H井:(-_-メ)
H井:あっ、なんかスッキリ.髪きりましたね。
T田 Dr. :ん・・・?・・・ぁあ、1週間くらい前にな。
H井 :うそぉっ!!・・・・気付かんかった・・・(・・;)q
といった感じの雑談のさなか、
“arrest〜!!”“心マ〜っ!”“DC〜っ!”バタバタバタ〜。
ひとたび落ち着けば、
Nurse:なんか黒いですね。・・・ U田 Dr.:休みにクラブ覗いてきたからな。
Nurse:なんか黒いですね。・・・ T田 Dr.:えっ、もともとやけど。
Nurse:なんか白いですね。・・・ H井:えっ、・・・・。二日酔いやわ。(>ω<
といった感じです。
学生の時に抱いていた堅苦しいイメージとは真逆で、非常に和気藹々としています。叱られたり,冗談言い合ったり,まるで家族のように思うこともあります。
なんとなく入局して1年と3カ月。まだまだ歩みだしたばかりで、自分がどうありたいか明確なvisionもありませんが、5年後、10年後にこうありたいなと素直に思えるような先生方に囲まれている現状に感謝しています。
入局動機はなんとなくでしたが、入局してよかったかなと今のところは思えています。外から覗き見るのと中に身を置くのとは一味も二味も違います。
医師としても人間としても未熟者ですので偉そうなことは言えませんし,循環器・腎臓・代謝内科の魅力を語ることもできませんが,ここでジタバタさせてもらうことで
「当たり前のことを当たり前にできる医師」になれそうな気がします。
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3年目 石原 里美 |
この度、循環器・腎臓・代謝内科に入局させていただいた石原里美です。
初期研修は市中病院で1年、大学で1年というカリキュラムを選択していました。
市中病院では呼吸器や消化器疾患を中心に研修し、循環器疾患については深く学べなかったため、大学では循環器内科を選択することにしました。
初期研修2年目の6月から2か月間を循環器内科で研修しましたが、そのときには自分が循環器内科に入局することになるとは夢にも思っていませんでした。
循環器内科では、救急疾患をみながら、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の管理といった予防医学にも同時にふれることができ、非常に充実した研修になりました。
大学での研修が始まった当初は循環器内科を2か月だけ研修する予定でしたが、もっと深く循環器について学びたいと思い、10月から再び循環器内科で研修することにしました。
一度目の研修では与えられたことをこなすだけで精一杯でしたが、二度目の研修では自分で考えて選択する機会を与えていただきました。
一つタイミングを間違えば失っていたかもしれない命を救う奇跡と種々の薬の調整で不安定な病態をコントロールする繊細さを目の当たりにし、これら2つを同時に行うことができる循環器内科に入局することを決めました。
循環器内科に入局してから早くも3ヶ月が過ぎ、自分の未熟さに情けない思いをすることは多々ありますが、尊敬する先輩たちや頼れる同期、
そして何よりも患者さんの笑顔に支えられながら、日々奮闘しています。これからも理想の循環器内科医なれるように、そして一人でも多くの患者さんの力になれるよう頑張りたいと思います。
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3年目 神吉 智子 |
2012年第1内科に入局した神吉(かんき)智子です。
私の第1内科のイメージは,学生の頃は“賢そう,真面目,冗談なんて言わなさそう,アホな質問したら怒られそう”,
研修医のときは,“思ったよりも先生方は優しい,でも忙しい,寝る暇も自分の趣味の時間も取れない,わからないことだらけで吐きそう”でした。
それが,何故入局に至ったかと言えば…カテがしたい,腎生検がしたい,
といった積極的な理由ではなく,「何がしたいかわからないから」というすごく消極的な理由でした。
第1内科では,心臓や腎臓,糖尿病,膠原病など,また急性期・慢性期など,進む道は多岐に渡っており,
私のように人生で迷子になっている人には選ぶ道が多く合っている科だと思います。
さらに,学生や研修医のときのイメージとは違って,意外と先生方がおもしろくて冗談好きで突っ込みどころ満載だったり,
意外と学生のときの成績は悪い先生もいたり, 意外と先生方は趣味を楽しんでいたり,意外とアホな質問をしても(呆れつつも)優しく丁寧に教えてくれたり,
とても居心地が良い科です。忙しい,だけは否定できないですが…。 ある先生に,勧誘のときに「第1内科に入局して後悔はしていない」と言われ,
そのときは半信半疑だったのですが,今はわかるような気がします。
毎日が忙しいですが,その分充実した生活を送っています。
また,第1内科では様々な働き方ができ,しっかりdutyをこなし入院患者さんも担当する先生もいれば, パートタイムで働く先生もおり,大学院に進む道もあり,
それぞれの生活リズムに合わせた働き方ができるのも魅力です。
こんな第1内科,いかがでしょうか。私のように,研修中に迷子になったみなさん,ぜひ一度第1内科をご検討ください。
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3年目 杉本 雅史 |
この度循環器腎臓代謝内科に入局させて頂きました杉本雅史と申します。
内科で開業している父親の影響もあってか、学生時代から内科を専攻することを意識しておりました。臨床実習で各科回った後、最もaggressiveに感じられた第一内科を目指し、初期臨床研修に臨みました。 1年目はベッド数300床程の市中病院(市立奈良病院)にて内科全般、小児科、消化器外科、救急科と、幅広くローテートさせて頂いたのですが、救急科での当直と内科診断学がとても楽しく、印象に残っており、 今の自分の基盤となっているように思います。翌年、本大学にて当科、麻酔科、心臓血管外科をローテートしました。 むら気・移り気な性格のためか、各科ローテートすると、それぞれの面白いところしか見えてこず、内科、外科、麻酔科の大枠で悩んだ末、将来を見据え、舞い戻って内科に入局を決め、現在に到ります。 大学病院の内科となると、専門性が高く、相互のcommunicationが乏しいのが現状と感じています。 幅広く診ることのできる開業医を目指している自分にとってこの点は不利ですが、その分、心エコーや循環器薬剤の使い方、透析管理などの専門的基本手技・知識が身に付くのが、 専門内科へ入局したメリットと感じています。
循環器疾患を中心とし、一般的内科疾患に広く対応できるようになった後、約15年をめどに開業することを当面の目標に置いています。
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