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診療内容

5. 消化器腫瘍

診療内容

消化器腫瘍では、消化器のがんの治療を、抗がん剤や分子標的薬剤を用いた化学療法や放射線療法を組み合わせた集学的な治療を行っています。
具体的には、
・癌の診断及び治療法の決定
・切除不能進行・再発癌の化学療法及び放射線療法
・治癒切除可能進行癌の術前・術後化学療法
・緩和・支持療法
など多岐に渡り、いずれも消化器外科・放射線科・腫瘍センター・緩和ケアセンターなど他診療科と幅広く連携しながら、消化器癌患者さんの全人的ケアを実施しております。
消化器がんの治療は、分子標的薬の開発などで飛躍的に進歩していますが、がんの治療成績はまだ満足できるものではなく、新規治療法の臨床試験や新薬の治験にも積極的に取り組んでいます。我々は、がん患者さん一人一人に最適な治療法を提供すると同時に、治験や臨床試験に積極的に参加することにより、新規治療の開発に力を入れております。
治療内容は、過去のデータに基づいた現段階での標準的な治療法を行うとともに、保険承認前の新薬などを用いた最 先端の治療を臨床試験・治験といった形で患者様にご紹介しております。いくつかの治療オプションの内、どの治療を 選択されるかはEBM(Evidence Based Medicine)に基づき、治療効果や副作用の見通しを患者さんやご家族に説明 し、十分にご理解された上で、患者様本人の御希望に最大限考慮して判断致します。
我々は、がん患者さん一人一人の価値観に合わせて、できるだけ生活の質を落とさずに治療を続けることをモットーに、日々診療を行っております。

対象疾患

食道癌
胃癌
大腸癌
膵臓癌
胆道癌
消化管間質性腫瘍(GIST)
神経内分泌腫瘍
原発不明癌
腹膜中皮腫
など。

6. 代謝疾患

診療内容

代謝内科においては、糖尿病、肥満症、高脂血症(脂質代謝異常)、痛風(高尿酸血症)等の代謝性疾患を対象としており、種々の専門的診療を行っています。
中でも当科の特徴としては、患者さまの病態をきめ細かく把握し、ライフスタイルを重視し、それに基づいた治療を提案することがあげられます。
例えば、一口に「糖尿病」といっても、内臓脂肪型肥満やメタボリックシンドロームをベースとした糖尿病からインスリンを産生するβ細胞が枯渇した1型糖尿病まで、その病態は千差万別です。生活習慣病の予防・治療を実践し、糖尿病センターに当科から出向する糖尿病専門医が糖尿病学習を重視した入院コースを用意する一方、糖尿病と密接な関係のある肝疾患についても肝臓専門医と連携をとり、検査・治療を行っています。

対象疾患

糖尿病(1型・2型糖尿病、糖尿病合併妊娠、その他)
脂質異常症(家族性高コレステロール血症、家族性Ⅳ型高脂血症)
内分泌腫瘍(インスリノーマ、膵内分泌腫瘍
その他の代謝異常