公衆衛生学講座ニュース

講座内のHOTなニュースやトピックス、その他お知らせ情報を掲載します。(不定期掲載)

当講座 医科学研究生 医学科6年竹下沙希さん
令和4年度研究成果発表会優秀発表者に選出

2023.10.29掲載  

2023年3月22日(木)開催 令和4年度研究研究成果発表会において、当講座医科学研究生 医学科6年竹下沙希さんが優秀発表者に選出されました。

【竹下さんからのコメント】
高度肥満集団が臨床的特徴によって複数のクラスターに分かれ、処方や合併症に明確な差があることをレセプトデータから示しました。
このことは今後の肥満治療のあり方を考える上で重要な知見となります。
受賞を励みに、引き続き研究に取り組んで参ります。これまでの研究に関わってくださった全ての方々に改めて感謝申し上げます。

当講座 メンバー「第81回日本公衆衛生学会総会」で最優秀演題賞、口演賞を受賞

2022.12.08掲載 

2022年10月7〜9日 山梨県開催 第81回日本公衆衛生学会総会で
西岡祐一先生(助教)が「最優秀演題賞」、
中西康裕先生(博士研究員)、安福祐一先生(大学院博士課程)が「口演賞」を受賞されました。
当講座から3名の受賞となり、大変名誉なことと一同喜んでおります。 この度の受賞、おめでとうございました。

最優秀演題賞:西岡祐一(助教)
「1型糖尿病発症に関わる因子―インフルエンザと1型糖尿病発症のTarget Trial Emulation」

【西岡先生からのコメント】
特に若年者においてインフルエンザ感染症が1型糖尿病発症率の季節性と関連している可能性を示したもので、 このことは1型糖尿病の病態を明らかにするうえで重要な知見です。
データベースの研究は、臨床/疫学/データベース/診療報酬請求明細書(レセプト)と多岐に渡る専門家の協働が不可欠であり、 今回の受賞は本学のデータベース研究チームについて高い評価をいただいたものと考えます。
受賞を励みに、引き続き研究に邁進して参ります。
今村教授をはじめとする共著者の皆様、公衆衛生学講座事務担当の皆様、研究に関わってくださっている全ての方に改めて感謝申し上げます。

口演賞:中西康裕(博士研究員)
「大規模レセプトデータを用いた在宅医療需要の将来推計手法の確立」

【中西先生からのコメント】
我々の研究グループは、大規模レセプトや人口データ等を活用し、 奈良県における在宅患者の実態把握や将来需要の推計、地域差分析などを行うことで、 国や自治体が在宅医療・介護政策を推進するうえで一般的に活用可能な分析手法を提示・検証しました。 このことは、今後の提供体制の改善を図るうえで重要な知見と考えられます。
今村知明教授、赤羽学部長(国立保健医療科学院)、野田龍也准教授、西岡祐一助教を始めとする共同演者の皆様、事務の皆様に心より御礼申し上げます。

口演賞:安福祐一(大学院博士課程)
「拡張型心筋症患者に対する早期心臓リハビリテーションが患者の短期予後に与える影響」

【安福先生からのコメント】
早期心臓リハビリテーションが心不全症状を呈する拡張型心筋症患者の死亡割合の減少等に寄与する可能性を示しました。
今村教授をはじめご指導を賜りました共著者の皆様、研究活動を支援して頂いた講座事務の皆様に、厚く御礼申し上げます。
今回の受賞を励みに、今後も精進いたします。

当講座 医科学研究生 医学科5年竹下沙希さん
「海外リサーチ・クラークシップ研究成果報告会」で最優秀発表賞を受賞

2022.08.26掲載

「レセプトビッグデータのクラスター解析によって明らかになった高度肥満の不均一性」
竹下沙希(奈良県立医科大学医学科5年/公衆衛生学講座 医科学研究生)

2022年7月19日(火)「海外リサーチ・クラークシップ研究成果報告会」が当校 基礎第1講義室にて開催され、当講座医科学研究生 医学科5年竹下沙希さんが研究成果発表しました。
本学では、医学科2年生を対象として約10週間、海外の大学や研究機関にて研究に参加することで、研究マインドを育てることを目的とするリサーチ・クラークシッププログラムを導入しています。
今回、2019年度に海外リサクラに参加された竹下さんが成果発表され、「最優秀発表賞」を受賞されました。
竹下さんは、学業と並行して当講座において精力的に研究に取り組んでおられ、学会での発表等、めざましい活躍をされています。
この度の受賞、おめでとうございました。


【竹下さんからのコメント】
この度、「レセプトビッグデータのクラスター解析によって明らかになった高度肥満の不均一性」という演題で帰国後の研究成果を発表しました。
本研究は、高度肥満集団が臨床的特徴によって複数のクラスターに分かれ、処方内容や合併症に明確な差があることをレセプトデータから示したものです。
今後は、肥満患者に対する医療の発展に貢献できるように研究を進める所存です。
これまでの研究に関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。

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