分子病理学は、病理形態学的な知見の上に、分子生物学的手法を用いて疾患の成り立ちを解析し、実際の診療に役立てることを目的とした学問です。病理形態学は人体の神秘を直接目にすることのできるかけがえのない機会です。私たちはそこからさまざまの研究のチップを見出し、特にがんとそれに関係する代謝について研究を進めています。