ディレクター挨拶

皆さんもいにしえの地、奈良で医師としての第一歩を踏み出して見ませんか?

卒後臨床研修について

ディレクター 赤井 靖宏

臨床研修を始めるにあたり、皆さんはどんな研修生活を送りたいとお考えですか?プライマリケアを修得したい、地域医療を学びたい、専門的医療も見てみたい、など様々な夢をもっておられることと思います。実は奈良医大附属病院は、こうしたみなさんのぜいたくな(?)願望をすべてかなえることができる大学病院であることをご存知ですか?
奈良県立医科大学附属病院は県下で唯一の医学部附属病院として、多くの機能を果たす病院です。医学生や研修医の教育はもとより、看護学生、薬学部学生、臨床工学科学生、救命救急士の臨床研修の場としての役割を果たしています。このような多様な医療系職種の教育が可能な背景には、奈良県立医科大学附属病院が臨床で果たす役割を見ていただく必要があります。奈良県立医科大学附属病院は、大学病院として高度先進医療や難病治療に取り組みながら、奈良県中南部の中核病院として地域医療にも重要な役割を果たしているのです。この結果、本院ではプライマリケア的疾患・病態から、高度な専門医療までを体験できる臨床研修には格好の環境であるといえます.
これからの医師の世界はいっそう厳しくなると考えられます。自分の力で生きていくための力をつけなければなりません。十分な症例数を豊富な指導医とともに経験できる当院で医師としての第一歩を踏み出しましょう。

研修カリキュラム

当院の研修カリキュラムは厚生労働省の新臨床研修制度指針に基づいて策定されています。当院のカリキュラムの特徴として。カリキュラムのフレキシビリティーが大変高い点があげられます。カリキュラムは,個々人の研修医のキャリアプランに基づいて、1人1人と面接した上で決定しています。その結果、50人の研修医がいれば、50通りのカリキュラムがあることになります。また,研修途中での選択科変更が原則的に可能ですので、3年目以降に進みたい診療科が研修途中で変わった場合にも十分に対応できるようになっています。

カンファレンス・勉強会

 研修医向けのカンファレンスは研修センターで開催されます。剖検症例検討会であるCPCは、病理部の全面的なご協力の下で、院内で施行された剖検例すべてのCPCが毎週水曜日に研修センターで開催されています。研修医は、自分の担当した症例のみならず、多くの剖検例を勉強することが可能です。カンファレンスは、月に1から2回が研修医全員を対象にしたカンファレンスで、各科の指導医にその科の重要ポイントをわかりやすく解説していただく場にしております。2009年度は,呼吸器内科に連続講義を行っていただいています。また,全国規模で行われているWebカンファレンスなどは月平均4回、研修センターで聴講できるようにしています。さらに,毎週水曜日にはNew England Journal of Medicine誌に掲載されているMGH CPCやClinical Problems-Solvingを題材に勉強会を実施しています。
 研修センターは、すでに前期研修を修了した研修医の集いの場にもなっており、後期研修医が定期的に勉強会を開催したり、小グループによるカンファレンスや勉強会の場にもなっています。その結果、研修センターが前期研修医と後期研修医・指導医の交流の場にもなっています。

 

学生の皆さんからよく聞かれる質問についてまとめてみました。

【研修で多くの症例を経験したいのですが、大学病院で十分な症例数を経験できますか?】

はい。先ほどお示ししたように、奈良県立医科大学附属病院は大学病院として高度先進医療や難病治療に取り組みながら、奈良県中南部の中核病院として地域医療に積極的に取り組んでいます。その結果、患者数は公立大学病院ではダントツに多く、皆さんに十分な症例経験を積んでいただくことが可能です。また,特定の科研修中に私たちの関連病院で短期研修を受けていただくことも可能です。よりプライマリケアに近い研修を受けてみたい方に最適です。

【研修修了後はどのような道がありますか?】

平成21年3月に前期研修を修了した研修医の進路を見てみましょう。修了後研修医の81%が奈良医大のいずれかの医局に所属して後期研修を開始しています。奈良医大に入局しなかった皆さんの進路は、成育医療センター、神戸大学、湘南鎌倉病院、愛媛大学、東大阪市立病院、阪南中央病院などです。奈良医大で前期研修を受けたからといって必ず当院で後期研修を受ける必要はないことがお分かりいただけると思います。

【救急疾患をたくさん診たいのですが,大学病院で経験できますか?】

先ほどお示ししたように、奈良医大附属病院は高度医療と地域医療の両者を担っています。これは、救急疾患についても同様です。高度専門救急医療は高度救命救急センターが担っています。センター研修中には、2次、3次救急を中心に救急疾患の経験を積むことができます。また、各内科ローテート中には、当直などで1次から3次までの救急患者を経験することが可能です。さらに、関連病院で1次救急を中心に経験を積むことも可能です。


まずは、病院見学においでください。1日でも1週間でも結構です。随時受け付けておりますので、下記までメールをいただければと思います。

赤井 靖宏

1989年 奈良県立医科大学医学部 卒業
1995年 奈良県立医科大学 大学院終了
1997年 Thomas Jefferson University Hospital 内科レジデント
2001年 Hospital of the University of Pennsylvania 腎臓・電解質・高血圧内科フェロー

米国医師免許(ペンシルバニア州)
米国内科専門医、米国腎臓内科専門医

問い合わせ・見学申し込み

連絡先 E-mail :yakai@naramed-u.ac.jp

このページのTOPへ