研修プログラム改革

改革の概要

奈良県立医科大学附属病院では、臨床研修をより研修効果が高いプログラムとするために、大胆な研修プログラム改革を実施・策定しました。これは、現場を知る指導医からなるワーキンググループが臨床研修管理委員会に対して積極的な提言を行い、プログラム改革を行ったものです。

改革のポイント

研修医のニーズに合ったプログラム

2年間の臨床研修医育成経験から、私たちは多くの研修医が研修開始時点で自分の進む方向性を持っていると感じました。そこで、研修が始まる前の時点、及び1年目の下半期に、研修医一人一人とディレターが面接をし、適切なアドバイスを行うことにしました。 これにより、研修医が自分のcareer developmentに合った研修科目を選択することができるようになりました。

選択科目の増加

新研修プログラムでは、従来のプログラムに比して期間に長短をつけた選択科目の枠を設定しました。研修医は自分の興味・必要性にしたがって科目選択できる幅が広がり、研修をより効果的に施行できるようになります。

たすきがけ方式改革

たすきがけ病院(研修協力型病院)を拡充しました。従来は、たすきがけ病院と本学附属病院を数ヶ月単位で移動していましたが、新プログラムでは原則として本学附属病院と研修協力病院を1年ごとにたすきがけする方式としました。これにより、引っ越し、移動などが軽減し研修における利便性が向上しました。また、従来、協力病院は、11病院(大阪府2病院、奈良県9病院)でしたが、現在では研修協力病院が20病院(大阪府9病院、奈良県11病院)となっています。

研修協力施設の拡充

本学附属病院は、本学附属病院であるため、一般的な麻酔・分娩・外科手術経験が少ないとされていました。そこで、麻酔科、産婦人科を中心に、一般麻酔症例、正常分娩症例が多い病院を研修協力病院として登録し、研修医が大学附属病院では経験しにくい臨床を十分経験できるようにしました。

研修医福利厚生・研修待遇の改善

研修医が十分な休暇を取れるように、休暇枠を設けました。また、食事つきレクチャーも実施しています。

このページのTOPへ