ADAMTS13/HIT測定


輸血部では,院内からの依頼によりADAMTS13活性およびインヒビター,HIT抗体の測定を行っています。これらの検査は,現在保険適応外ですが,血小板輸血の適応を決定するために重要な検査です。測定の際は,輸血部(内線3288)に連絡した後,容器を輸血部へ取りに来て下さい。


ADAMTS13活性およびインヒビターの測定
血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の診断に重要な検査です。先天性TTP(Upshaw-Schulman症候群)ではADAMTS13活性が著減しますが,同酵素に対するインヒビターは認めません。一方,後天性TTPではADAMTS13に対するインヒビターの存在によって同活性が著減します。ADAMTS13活性著減TTPにおいて血小板輸血は禁忌と考えられています。
ADAMTS13測定依頼状(院内)※PDFデータ


HIT抗体測定
ヘパリンは本邦で最も頻用されている抗凝固薬である。経皮的冠動脈インターベンション,人工心肺使用心臓血管外科手術,血液透析などに広く用いられている。血栓を溶解する目的で使用される薬剤であるが,その反対に血栓を形成し,血小板減少を引き起こす副作用がヘパリン起因性血小板減少症(HIT)である。HITを疑う所見を認めた場合HIT抗体を検査します。HITに血小板輸血は禁忌です。
HIT抗体測定依頼状(院内)※PDFデータ