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更新日:2021年9月21日
入退院支援センターは発足以来、当院で入院治療を受けられる患者さんに対して、入院前からの支援と退院時の転院・在宅調整を行う組織として着実に発展してまいりました。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、社会福祉士などの病院関係者や在宅診療医、訪問看護師、ケアマネージャーなど医療・介護・福祉に携わる関係者の皆様と緊密に連携しながら、入院患者さんの支援を行うことを使命としています。また、院内では病棟・外来看護師とも常に連携しながら、入院治療に関する不安や問題を抱えた患者さん一人ひとりに適切な治療と看護を提供することを目標としています。
予約入院となる患者さんが安心して入院生活を送れるように、入院前から看護師・社会福祉士・薬剤師・管理栄養士など多分野の専門職が加わり、患者さんの状態を把握し、入院に対する不安の解消を目指します。また、病棟・外来看護師とも連携をとり、患者さんひとりひとりにあった入院治療および看護ができるように努めています。
入院患者さんが当院での治療を終了し退院される際、当センターの看護師と医療ソーシャルワーカー(MSW)が患者さんの状況に合わせて在宅サービスの紹介や転院先の紹介等、退院後の療養や生活が維持できるよう支援をしています。退院後の療養生活に不安があり、相談をご希望される場合は、まず主治医あるいは病棟看護師にお伝えください。
地域の病院やかかりつけ医の先生方と当院の医師が、患者さんの治療経過を共有できる「治療計画書」のことです。入院から退院、通院までの治療過程がよく分かり、患者さんにとって自己管理がしやすく、安心して効率的かつ安全に治療に参加できるメリットがあります。
パスは担当医の判断により患者さんへの説明と同意によって利用が決まります。その際は当センターが運用のサポートを行います。
病院全体の空床及び共用病床の管理を行っています。
退院後の生活を見据え、安心して退院していただけるよう、入院時より各病棟に配置されている退院支援職員(看護師・医療ソーシャルワーカー)がサポートいたします。
ご遠慮なく相談してください。