更新日:2015年10月2日
臨床研究センター
センターの紹介
医療の進歩には新薬や新しい医療機器の開発が欠かせません。 しかし、これらの開発には多くの時間と経験が必要です。これまでの経験と実績をもとに、奈良県立医科大学付属病院ではアカデミア主導の臨床研究開発を推進する目的で臨床研究センターを設立いたしました。
当センターでは、医学研究の中でも特にヒトを対象にした研究である臨床研究 (Clinical Research)を中心に行っており、得られた知見や新薬、新たな手技、医療機器などの成果を皆さんに還元できるように努めております。
センター内容
臨床研究センターは8つの部門で構成されています。
- 治験推進部門:臨床試験(Clinical Study)の中で特に新薬の開発や新たな適応拡大を目指す部門です。企業主導および医師主導の治験(Clinical Trial)を推進しています。
- 臨床開発推進部門:基礎研究などで発見された新しいシーズ(seeds)を計画的に支援しながら臨床応用まで実現することを目的とした臨床開発を推進しています。
- 臨床研究支援部門:市販後臨床試験を中心とした臨床試験の企画立案から試験実施、成果発表に至るまでのすべての部分を支援しています。
- データ・品質管理部門:臨床試験の支援においてデータマネジメント業務を中心に実務的な支援を行っています。
- 生物統計部門;臨床試験をする上で欠かせない統計学的側面からの支援をいたします。
- 産学連携・知財マネジメント部門:アカデミアと産業界をつなげる透明性の高い部門としてまた、知的財産の有効な社会還元の部門として支援を行っています。
- 広報・教育・普及部門:アカデミアの義務として医学教育だけでなく、社会への有益な情報発信や得られた医療の普及活動を目的として活動しています。
- 事務部門:当センターは専門性の高い事業を行うため、専属の事務 部門を設置し、皆様への対応の窓口として支援活動を行っています。
これらの部門はそれぞれが互いに協力しながら独自性の高い臨床研究の推進と臨床応用を目指しています。