大学の組織 令和6年度同門会総会(於 シェラトン都ホテル大阪)2023年開催教授就任記念での同門会員集合写真HPhttps://naraidai-neuro.jp 現在、関連・研修病院は42施設、同門会会員数は延べ283名（在籍206名）、当教室関連病院における全脳神経外科手術数は5948件/年の全国区の教室となっています。約65年に渡り受け継がれた当教室の伝統を継承しさらに発展させるべく、教室員一丸となり、研究、教育、臨床に邁進しています。今後も、同窓の皆様のさらなるご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。HPhttps://naramed-thorac-cardiovasc-surg.jp/心疾患手術を行っています。年間約200件の心臓大血管手術を行い、緊急手術も奈良県の最終ディフェンスラインとして可能な限り対応しています。 呼吸器外科では、肺癌、縦隔腫瘍、気腫性肺疾患など呼吸器疾患全般についての外科診療を行っています。ロボット手術や胸腔鏡下低侵襲手術を多数行っており、2023年からは濱路政嗣病院教授を中心に診療を行っています。 診療以外では、臨床研究を中心に国内外での学会・論文発表を多数行い、2026年には全国学会を開催予定です。また、外科学を志望する医師数減少への対応として、学生や研修医を対象としたwet lab.による手術指導、情報提供、懇親会などを行っています。近年では、働き方改革に沿った医師の負担軽減に向けて様々な取り組みを行っています。80周年を迎えるにあたり、診療はもとより外科医師の育成と奈良県立医科大学の発展に貢献していく所存です。352015年, 第18回日本臨床脳神経外科学会：大西英之先生2015年, 第3回NESON &第４回ネパール・日本脳神経外科学会：大西英之先生2016年, 第29回日本老年脳神経外科学会：中瀬裕之先生2017年, 第40回日本てんかん外科学会：中瀬裕之先生2018年, 第27回脳神経外科手術と手技学会・第11回日本整容脳神経外科学会：中瀬裕之先生2018年, 第57回日本定位・機能神経外科学会：平林秀裕先生2018年, 第32回日本ニューロモデュレーション学会：平林秀裕先生2018年, 第33回日本脊髄外科学会：中瀬裕之先生2019年, 第38回日本脳神経超音波学会：川口正一郎先生2020年, 第49回日本脳卒中の外科学会：中瀬裕之先生2020年, The 14th Asia Pacific Cervical Spine Society Meeting：中瀬裕之先生2022年, 第45回日本脳神経外傷学会：中瀬裕之先生2022年, 第39回日本こども病院神経外科医会：朴永銖先生2023年, 第29回日本脳神経モニタリング学会：本山靖先生2024年, 第38回白馬脳神経外科セミナー：大西英之先生2025年, 第53回日本小児神経外科学会（予定）：朴永銖先生 当教室は昭和35年の開講以来、初代堀浩教授、第二代内海庄三郎教授、第三代□壽右教授、第四代中瀬裕之教授、そして令和5年11月就任の第五代中川一郎教授へと受け継がれています。 本邦の脳神経外科では、戦後は頭部外傷が、その後は脳卒中が主たる診療領域でしたが、手術の安全性と治療成績が向上したことで、今では脳腫瘍・機能/てんかん外科・小児神経外科・脊髄外科なども脳神経外科学術領域の柱へと発展しました。昨今、当教室では各分野の専門医育成に注力し、全国区で活躍する指導医を数多く輩出し、直近10年間では以下に示す全国学会や国際学会を主催しています(開催年, 学会名：会長)。 胸部・心臓血管外科は外科学第三講座として1981年10月より発足し、北村惣一郎初代教授・谷口繁樹前教授のもとで発展してまいりました。2004年より現講座名となっています。2022年9月1日より私が講座を引き継ぎ、現医局員10名と伴に当講座と胸部外科学および心臓血管外科学の発展に向けて尽力しています。 心臓血管外科では、虚血性心疾患に対する手術、弁膜症手術を多数行っています。大動脈弁閉鎖不全症や僧帽弁閉鎖不全症に対しては弁形成を積極的に行っています。血管外科領域では、大動脈瘤や急性大動脈解離に対する大血管手術から、閉塞性動脈硬化症・静脈瘤まで幅広く診療を行っています。標準術式だけでなく、小さい創部で行う胸腔鏡下心臓手術や、循環器内科やIVRセンターと協力して経カテーテル心臓・大血管手術などの低侵襲手術も行っています。また奈良県下で小児循環器手術が可能であるのは当院のみであり、2023年からは山岸正明特任教授に協力頂き、年間約50例の先天性医学科：臨床医学教育 脳神経外科学教授／中川 一郎医学科：臨床医学教育 胸部・心臓血管外科学教授／細野 光治
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