外来

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奈良県立医科大学第1内科学教室は、2018年1月に循環器内科学と腎臓内科学に分かれましたが、外来・病棟業務は循環器内科と腎臓内科で協力しておこなっています。

外来の現況

平成29年度の外来新患患者数は2,803名であり、そのうち紹介患者数は2,490名(88.9%)でした。
763名は実地医家の先生方から、658名は病院の先生方から紹介していただきました。

外来紹介患者の概要

外来紹介患者の概要

疾患別では,虚血性心疾患患者 625名(25.1%)、不整脈患者 601名(24.1%)、腎疾患患者 438名(17.6%)、心不全・心筋症・弁膜症患者 248名(10.0%)でした。

平成29年 紹介患者の疾患別内訳

平成29年 紹介患者の疾患別内訳

当院は奈良県で唯一の特定機能病院であり専門性の高い医療を提供することにより、一般病院とは異なる役割が求められています。平成26年度の医療法改正に伴い、特定機能病院の承認要件として一定以上の紹介率に加え一定以上の逆紹介率が求められています。

身体の状態が安定しましたら、かかりつけ医の先生方に逆紹介させていただくことがありますが、その後、患者様が循環器疾患でお困りのときに我々が診察しないことはありません。心筋梗塞や心不全など生命の危険がある重篤な状態のときには、紹介状なしでも、夜間や休日でも、いつでも診察させていただきます。

病診連携のポスターと奈良県立医科大学の紹介・逆紹介のポスター