教室紹介

ようこそ生理学第一講座へ

当教室は神経生理学を主専攻としており、神経生理学や脳科学の教育と研究に歴代の先生方が素晴らしい実績を積み上げてこられた教室です。

教育では、医学科2年生の生理学I(脳科学、神経生理学)の講義と実習、看護学科の講義、および大学院生の学位指導を担当しています。 研究では「視線制御のメカニズム解明」をテーマとして、電気生理学、神経形態学、分子生物学などの様々な手法を駆使して、視線制御がどのようなニューロンまたはネットワーク機構によって実現されているのかを明らかにすることを研究目標にしています。

また、本学の精神医学講座、脳神経外科学講座、耳鼻咽喉・頭頚部外科学講座などの臨床系の教室や学外の研究機関との共同研究も推進しています。

歴史深い奈良の地で、将来指導者として活躍できる医師、研究者を数多く育てるとともに、自身の研究を進展させることによって日本の科学技術の発展に貢献できるよう、教室員一同努力していく所存です。

皆様方には今後ともご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

生理学第一講座主任 藤康彦