奈良県立医科大学麻酔・ペインクリニック科
専門医研修プログラム

NMUメンバーを知る

OFFがあるから育まれる力

私たちは「個性」「挑戦」「チームワーク」を大切にし、さらなる進化を目指しています。

進化をとげるには、働く「ON」の部分と、仕事終わりや休日の時の「OFF」の部分をしっかりと分け、
どちらも真剣に考えることが大事だと考えています。

メリハリをつけてチャレンジし続けることのできるこの環境で、共に働き、共に楽しみ、
共に夢を語りあえる仲間と出会えればと思います。

「OFF」を充実させ、仲間とのコミュニケーションが活発することで、
医療を飛躍させるさらなる力が育まれてきます。

私たちは、そう信じ、新たな強力者をお待ちしています。

先輩インタビュー

松浦 秀記 先生平成24年卒業生

麻酔科を選んだ理由は?

急性期疾患にもともと興味をもっていてICU管理のできる医師を目指していました。麻酔科は呼吸・循環管理のプロであり、それが活かされると思いました。研修の最初に回った科でとても印象的であったことも理由の一つだと思います。

麻酔科の研修体制のよいところは?

上級医の指導のもと多くの手枝や基本的な麻酔管理を学ぶことができます。心血菅作動薬や人工呼吸器の使い方など研修医の苦手分野も克服できると思います。
また麻酔関連領域としてICUやペインクリニック、緩和医療の研修もできるため、興味の幅は広がるのではないでしょうか。またサブスペシャリティとしての心臓麻酔、小児麻酔など、より専門知識を得るために国立循環器研究センターや府立母子保健総合医療センターなどとも連携し研修することができます。

これからの目標は?

僕は現在国立循環器研究センターのレジテントとして研修させていただいています。
奈良医大だけでは経験できない症例はもちろん、重篤な心疾患合併患者の麻酔管理を日々勉強しています。多くの麻酔は問題なく終わりますが、予備力のない症例でこの麻酔科にしかできない適切な管理が求められます。そんな症例を安定して管理できることが現在の目標であり、さらに一般麻酔へ応用できるように努力していきたいと思います。

赤崎 由佳 先生平成23年卒業生

麻酔科を選んだ理由は?

初期研修で研修したところがどの科も面白くて迷いましたが、麻酔している自分が一番しっくりきたからでしょうか。
学生のときに興味を持った科ではなく、初期研修では結構大変だったなー…という科ですが、研修を振り返った時に一番興味を持って今後学んでいきたい!と思って選択しました。

麻酔科の研修体制のよいところは?

他大学出身なので、奈良医大の麻酔科がどんなところかあまり知らずに決めました。
ちょうど後期研修3年終わったところなのですが、振り返ってみると…

  • ①徐々に(知らないうちに?)レベルアップしている!と実感する→なんか楽しい。任されるようになるとさらに楽しい!!という日々です。
  • ②「発表してみる?」「やってみない?」と言われてたくさん学会発表、臨床研究、そして論文…どれも手取り足取り。大変だったけど頑張ってよかったー!と思います。
  • ③関連施設での研修→神経ブロック、帝王切開、当たる症例も大学の時より多くて大学とは違う経験をしました。神経ブロックってすごい!を日々実感しました。
  • ④色んな科の色んな手術、ICU症例をみる機会があるのですが、麻酔科の先生はもちろん、他科の先生方にもたくさん教えていただけるので学びやすい環境だなーと思います。

これからの目標は?

これは入局当初から変わらないのですが、上の先生をみていると信頼されているんだなーと尊敬しちゃいます。
技術だけでなくて、オペレーターの先生やコメディカルスタッフが安心して手術してもらえるように麻酔ができるようになりたいです。麻酔科と決めた当初はあまり考えていなかったのですが、産科麻酔、小児麻酔にも興味をもってきたところなので勉強したいと思う今日この頃です。