奈良医大の臨床教授にもなっていただいております国立病院機構大阪医療センター　エイズ先端医療研究部長　白阪琢磨先生の記事が読売新聞「くらし健康・医療」コーナーに、2012年8月12日・19日・26日と3週にわたり掲載されました。
白阪先生は日本のエイズ治療の初期から携わっておられるエイズ医療の第一人者のお一人で、当講座では健康政策医学学生実習でも、毎年大変お世話になっております。

HIV治療はもとより、予防を呼びかけ、感染者や患者の方々が差別されないような環境作りにご尽力されている先生の記事、是非ご一読下さい。

当講座　平成23年度修士課程修了　現在奈良県立医科大学付属病院で看護師長としてご活躍されている西浦聡子さんが、第16回認定看護管理者認定審査に合格され、「認定看護管理者」に認定されました。

「認定看護管理者（CNA) Certified Nurse Adminlstrator」 とは、公益社団法人日本看護協会が認定する資格認定制度の1つです。
日本看護協会の看護管理者認定審査に合格し、管理者として優れた資質を持ち、創造的に組織を発展させることができる能力を保有していると認められた方を いいます。

日本看護協会認定看護管理者制度は、 多様なヘルスケアニーズを持つ個人、家族及び地域住民に対して、質の高い組織的看護サービスを提供することをめざし、 一定の基準にもとづいた看護管理者を育成する体制を整え、看護管理者の資質と看護の水準の維持及び向上に寄与することにより、 保健医療福祉に貢献することを目的として、設置されています。

今回、西浦さんは、
「管理経験が3年以上ある者で、大学院において管理に関連する学問領域の修士号を取得している者」
上記の要件で受験されました。

参考HP：公益社団法人日本看護協会　資格認定制度

これからも様々なところでの皆様の活躍を、是非、講座内で紹介をしていきたいと思います

平成24年6月24日(日)、奈良県社会福祉総合センターにて「第3回リウマチ市民公開講座」が開催されます。

４部のパネルディスカッションで、当講座　修士大学院生2年の山本恵美さんが作業療法士の立場でパネリストをされます。

これからも様々なところでの皆様の活躍を、是非、講座内で紹介をしていきたいと思います

奈良新聞　イベント情報ページはこちらです

当講座　大学院博士課程4年生　杉浦弘明先生の論文

Sugiura., H. et al. 2011.
Development of a Web-Based Survey for Monitoring Daily Health and its Application in an Epidemiological Survey. J Med Internet Res; 13(3):e66

この論文は2011年9月に、JMIR(JOURNAL OF MEDICAL INTERNET RESEARCH)に採択〜発表されました。（IF:4.663）

この論文は、インターネット調査を応用し、調査から得られた情報をもとに、様々な研究が出来ることを「方法論」として書いたもので、 主に日本生協連と共同で日々の健康調査や食品PMM分析に用いるためのデータの収集手法を報告したものです。
現在は、そのデータを様々な外部データと組み合わせて、新しい研究内容へと発展させており、当講座研究において、その基礎となっている論文です。
この「方法」をベースにして、現在、当講座メンバーの論文作成や研究を進めています。

この論文が、WHOのインフルエンザサーベイランスのサイトに掲載され、世界に向けて紹介されています。

WHOサイトで紹介されたことでいいPRになり、今後杉浦先生の論文がいろんな論文で引用される可能性が高くなったと思います。


　 今後もこのような世界から注目されるような研究や論文が当講座から発信できればと思いますので、ぜひご協力のほどよろしくお願いします。

WHO掲載サイト：
http://www.who.int/influenza/surveillance_monitoring/updates/
2011_10_21_GIP_peer_reviewed/en/

JMIR掲載サイト：http://www.jmir.org/2011/3/e66/

平成23年11月17日(木)、奈良県橿原市で開催されました第３２回　奈良県公衆衛生学会において、当講座　大学院修士課程２年生　小松雅代さんが優秀賞を受賞しました。
小松さんは保健師として奈良県葛城保健所　健康増進課　精神保健難病係で勤務しながら、平成２２年４月に大学院修士課程に社会人入学し、大学院生として勉強しています。

演題：
難病患者における訪問看護の利用実態と訪問看護ステーションの活動状況の分析
−訪問看護ステーション活動状況調査の実施−　にて受賞

小松さん、受賞おめでとうございました。
お仕事と研究との両立は、ご苦労も多いと思いますが、これからも一層のご活躍をお祈りいたします。