日本小児科学会 奈良地方会
余白
  1. HOME
  2.  > 診療グループ紹介
  3.  > 小児内分泌・栄養グループ<

小児内分泌・栄養グループ

小児内分泌・栄養グループ<イメージ

担当医師

野上恵嗣教授、長谷川真理助教、
秋定博子医員

グループの特長

小児内分泌外来では主に、低身長・成長障害(成長ホルモン分泌不全性低身長症、SGA性低身長症など)、思春期の発来異常(思春期早発症、性腺機能低下症など)、甲状腺疾患(バセドウ病、先天性甲状腺機能低下症、橋本病など)、副腎疾患(副腎皮質過形成症など)、糖尿病、尿崩症など、小児期でのホルモンの異常によって起こる病気についての診断と治療を行っています。

また、体重増加不良のお子さんの栄養改善についても診療を行っています。
小児期は成長発育が大事な時期です。

以下のような症状があり悩んでおられる患者様はお気軽にご相談ください。

  • 身長が低い、最近急に身長が伸びなくなった
  • まだ小学生になっていないのに胸が大きくなってきた、
    中学生になったのに胸が大きくならない
  • 小学生になったばかりなのに睾丸が大きくなってきた、
    そろそろ高校生なのに睾丸が大きくならない
  • 頸の前の部分(甲状腺)が腫れている
  • 最近水分を異常に多く摂取するようになってきた
  • 体重がなかなか増えなくて困っている

※受診の際には、母子手帳や成長の記録など、いままでの身長・体重の推移がわかる資料をなるべくご持参ください。

当院の患者様・ご家族様へお知らせ


「急性脳症や虚血性脳症により発症した中枢性尿崩症に対する、デスモプレシン口腔内崩壊錠舌下投与の有効性に関する後方視的検」のご案内


奈良県立医科大学附属病院で診療を受けられた皆様へ

当院では、以下の臨床研究を実施しておりますのでお知らせいたします。
下記の概要についてご確認いただき、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、情報を用いませんので、以下の「問合せ先」までお申し出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
下記の研究は、奈良県立医科大学医の倫理審査委員会(以下、「倫理審査委員会」と略します)で審査され、奈良県立医科大学学長の許可を得て行います。

①研究課題名急性脳症や虚血性脳症により発症した中枢性尿崩症に対する、デスモプレシン口腔内崩壊錠舌下投与の有効性に関する後方視的検討
②研究期間 学長許可日(2021年8月26日)から 2025年12月31日
③対象患者 対象期間中に当院で急性脳症等による中枢性尿崩症の診断でデスモプレシン口腔内崩壊(OD)錠の舌下投与治療を受けた患者さん
④対象期間2014年1月1日 から 2024年12月31日
⑤研究機関の
名称
奈良県立医科大学附属病院小児科
⑥研究責任者 【氏名】長谷川 真理
【所属】奈良県立医科大学附属病院小児科
⑦使用する情報等
・情報等
以下の臨床情報:
①デスモプレシンOD錠投与開始時の年齢、②性別、③中枢性尿崩症発症の原因疾患、④身長・体重・尿量などの臨床情報、⑤血中Na濃度や尿浸透圧などの血液・尿所見、⑥デスモプレシンOD錠の投与量や投与回数、⑦甲状腺ホルモンや副腎皮質ホルモンなど他の下垂体ホルモンに関する情報
⑧研究の概要急性脳症や虚血性脳症等での広範な脳障害ではしばしば中枢性尿崩症を合併します。中枢性尿崩症の治療は、現在はデスモプレシンOD錠(ミニリンメルト®)の経口投与が一般的ですが、経口摂取が難しい場合には投与方法に苦慮することがあります。デスモプレシンOD錠は主に消化管や口の粘膜から吸収されると言われるため、投与方法としては胃管等からの経管投与もしくは口腔内投与となりますが、それぞれの詳細な有効性の検討や有効性の違いなどについては検証されていません。本研究ではこのような患者さんにデスモプレシンOD錠を舌下投与した場合の有効性について、投与前後での血清Na濃度および尿量の変化、デスモプレシンOD錠の投与量や投与間隔等についてカルテから情報を抽出し検討します。
⑨倫理審査 倫理審査委員会承認日:2021年8月26日
⑩研究計画書等
の閲覧等
研究計画書及び研究の方法に関する資料を他の研究対象者等の個人情報及び知的財産の保護等に支障がない範囲内で入手又は閲覧できます。
詳細な方法に関しては以下の問い合わせ先・相談窓口にご連絡ください。
⑪結果の公表 学会や論文等で公表します。個人が特定されることはありません。
⑫個人情報の
取扱い
カルテIDや氏名などの個人情報を研究用IDに置きかえて使用するため、あなたの(もしくはあなたのお子様)の個人情報が外部へ漏れることはありません。カルテIDと研究IDの対応表は厳重に研究責任者において管理されます。
研究の成果は、学会や学術誌などで公表されますが、この場合も、個人が特定される情報が公開されることはありません。
⑬問い合わせ先
・相談窓口
奈良県立医科大学附属病院 小児科
担当者:長谷川 真理
【電話】0744-22-3051
【Mail】pediatrics@naramed-u.ac.jp

「シトリン欠損による新生児肝内胆汁うっ滞症(NICCD)および胆道閉鎖症の凝固異常の比較検討」のご案内


奈良県立医科大学附属病院で診療を受けられた皆様へ

当院では、以下の臨床研究を実施しておりますのでお知らせいたします。
下記の概要についてご確認いただき、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には、試料・情報を用いませんので、以下の「問合せ先」までお申し出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
下記の研究は、奈良県立医科大学医の倫理審査委員会(以下、「倫理審査委員会」と略します)で審査され、奈良県立医科大学学長の許可を得て行います。

①研究課題名シトリン欠損による新生児肝内胆汁うっ滞症(NICCD)および胆道閉鎖症の凝固異常の比較検討
②研究期間 学長許可日(2019年11月18日)から 2021年12月31日
③対象患者 対象期間中に当院でシトリン欠損による新生児肝内胆汁うっ滞症もしくは胆道閉鎖症と臨床診断された患者さん
④対象期間1990年1月1日 から 2019年12月31日
⑤研究機関の
名称
奈良県立医科大学附属病院小児科、小児外科
⑥研究責任者 【氏名】長谷川 真理
【所属】奈良県立医科大学附属病院小児科
⑦使用する試料
・情報等
上記患者さんの発症時年齢、性別、症状、治療開始前および開始後の血液検査所見、治療内容
⑧研究の概要シトリン欠損による新生児肝内胆汁うっ滞症(NICCD)はシトリン欠損症の病型の1つであり、新生児または乳児期早期に肝内胆汁うっ滞をきたす先天代謝異常症です。本症においては凝固能が低下するとされていますが、その病態や機序は不明な点が多く、同じく胆汁うっ滞による凝固障害を起こすとされる胆道閉鎖症との違いも明らかになっていません。NICCDおよび胆道閉鎖症の患者さんの凝固検査結果を比較検討することにより、NICCDにおける凝固能低下の要因を解明するとともに、その治療法について再検討を行うことが本研究の目的です。
⑨倫理審査 倫理審査委員会承認日:2019年11月18日
⑩研究計画書等
の閲覧等
研究計画書及び研究の方法に関する資料を他の研究対象者等の個人情報及び知的財産の保護等に支障がない範囲内で入手又は閲覧できます。
詳細な方法に関しては以下の問い合わせ先・相談窓口にご連絡ください。
⑪結果の公表 学会や論文等で公表します。個人が特定されることはありません。
⑫個人情報の
取扱い
カルテIDや氏名などの個人情報を研究用IDに置きかえて使用するため、あなたの個人情報が外部へ漏れることはありません。カルテIDと研究IDの対応表は厳重に研究責任者において管理されます。
研究の成果は、学会や学術誌などで公表されますが、この場合も、個人が特定される情報が公開されることはありません。
試料・情報を共同研究機関や海外に提供する場合は、どのような方法で提供を行うか(提供先、責任者、提供方法)について研究対象者に分かるよう、必要な範囲でその方法(記録媒体、郵送、電子的配信等)も含めて記載して下さい。
⑬問い合わせ先
・相談窓口
奈良県立医科大学附属病院 小児科学
担当者:長谷川 真理
【電話】0744-29-8881
【FAX】0744-24-9222

「当院における超低出生体重児の長期的な発育発達の検討」のご案内


患者様およびその保護者様へ
当科では超低出生体重で出生された患者様の長期的な発育および発達について後方視的に調査を行っております.患者様のデータを用いて行いますが,患者様個人のお名前や個人を特定できる情報が公表されることは一切ありません。皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

研究課題名「当院における超低出生体重児の長期的な発育発達の検討」
研究目的

新生児医療の進歩に伴い超低出生体重児の生存率は格段に向上し,近年は長期的な発育および神経学的予後の改善が大きな課題となっています.そこで,当院で超低出生体重で出生された患者様の長期的な発育および発達について解析を行い,出生時の体格やNICU入院中の経過の中で,発育や発達に影響を与える因子はどのようなものであったかを検討し,今後さらによりよい医療をご提供するための一助にすることが本研究の目的です.

研究概要

超低出生体重児の患者様のうち,3歳まで当院で継続フォローされている方を対象とし,在胎週数,出生体重・身長・頭囲,NICU入院中の合併症の数,人工呼吸管理日数,NICU入院期間,修正1歳時,3歳時の体重・身長,発達指数などを診療録から抽出し,その関係について統計学的解析を行います.

対象となる
患者様

2009年~2014年の6年間で当院NICUに入院された超低出生体重児の患者様のうち,亡くなられた方,転院された方,フォローが中断された方を除外し,3歳まで当院発達外来で継続フォローされている患者様が対象となります.


本研究の適正性について

患者様のデータは匿名化されその情報も厳重に保管されますので,個人情報が公表されることは一切ありません.また得られたデータを本研究の目的以外に使用されることもありません.尚,本研究は奈良県立医科大学の医の倫理審査委員会で承認を受け,本学学長の許可のもとで行っており,解析期間は2021年3月31日までです.情報は解析終了後5年間保管し,その後破棄します.研究の資金源等に関する利益相反はありません.また,解析結果は新生児や内分泌に関する学会等で公表させていただきますが,患者様の個人情報が公表されることは一切ありませんのでご安心ください.本研究の詳細な資料を閲覧されたい方は下記までお問い合わせください.


研究への参加辞退をご希望の場合

この研究に関して新たに患者様にしていただくことや負担等は特にありません.しかし,本研究への参加を辞退される場合は,いつでもご遠慮なく研究責任者までご連絡下さい.参加を辞退されても患者様が診療の上で不利な扱いを受けることはありません.

本研究について直接おたずねになりたい場合は,下記までお問い合わせください.

2018年4月

研究責任者;奈良県立医科大学 小児科
長谷川 真理,野上 恵嗣
奈良県立医科大学附属病院総合周産期母子医療センター新生児集中治療部門
西久保 敏也


問い合わせ先:
奈良県立医科大学 小児科 
研究責任者:長谷川 真理

電話番号:0744-22-3051(代表) 3431(内線)

このページの先頭に戻る