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更新日:2025年8月26日

(プレスリリース)人工赤血球製剤の健康成人を対象とした第Ib相安全性試験 コホート1を完了し、重篤な副作用なしで次段階へ

奈良県立医科大学(附属病院)で実施する人工赤血球製剤の健康成人を対象とした第Ib 相安全性試験について、コホート1が完了しましたので、情報提供させていただきます。

プレスリリース(PDF:323KB)

 

~以下、概要~

 奈良県立医科大学(附属病院)で、「特定生物由来製品」として開発を目指す製剤を製造し、第一相臨床試験(健康成人を対象とした安全性を評価する試験)を実施する「輸血代替として用いるヘモグロビンベシクル製剤NMU-HbV(人工赤血球製剤)の健康成人を対象とした第Ib 相安全性試験」について、コホート1(4段階中の1段階目)が終了しました。今回の治験の取り組みはNMU-HbV(人工赤血球製剤)の実用化に向けた着実な前進です。

 そして、同時に治験専用病床(いわゆるPhase1 ユニット)を持たない本学の附属病院が、健康成人を対象とした入院型の早期・探索的な臨床研究を実施できる体制を整備したことを示します。このことは、本学と同様の環境にある他の大学でも画期的な医薬品の開発が可能となることを証明できた大いなる一歩と考えています。

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公立大学法人奈良県立医科大学 法人企画部 総務広報課 総合調整係

奈良県橿原市四条町840番地

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