高度救命救急センター
部門の紹介
救急医学教室は厚生労働省指定の3次救急医療機関である高度救命救急センター(ICU10床、HCU28床)を活動の場とし、地域の急性期・救急医療において重要な役割を担っております。救命センターには日々、様々な救急患者が搬送され、その対象は内科系、外科系、外傷、中毒、熱傷など、広範な領域に渡り治療を行っています。
部門内容
- 緊急性の高い疾患、外傷(心肺停止、脳卒中、緊張性気胸、切断指等)
- 従来の診療科で対応が困難な特殊病態(広範囲熱傷、急性中毒、熱中症等)
- 複数の診療科の関与を要するもの(多発外傷、多臓器不全、敗血症性ショック等)
運営実績(H25年度)
- 高度救命救急センター運営病床数
総数 38床
内訳 熱傷ベット1床を含む特定集中治療管理対象 10床
救命救急入院料の算定対象HCU 28床
- 高度救命救急センター受診患者総数
総数 973人
交通事故患者数 122人
- ドクターカー出動件数(奈良県広域消防組合特別救急隊医師同乗)
出動件数 142件
外来診療について
当センターは、近隣医療機関や救急隊などから依頼のある最重症患者さんの受け入れを行っております。そのため、通常の外来診療は原則的に行っておりませんので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。