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診察日 月曜日~金曜日
受付時間 午前8時~午前11時
診療時間 午前9時~
休診日 土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)

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脳卒中センター

ご挨拶

「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」(脳卒中・循環器病対策基本法)が2018年12月に成立し2019年12月に施行となりました。また近年、脳卒中治療に関するエビデンスが確立される中、脳卒中診療は医療の高度化に伴い「専門性」と「時間との闘い」の両面を求められるようになりました。当センターは24時間365日rt-PA 静注療法に加えて血栓回収療法が施行可能なPSC コア施設であり、外科的治療を含めてあらゆる超急性期治療が切れ目なく迅速に可能となっています。奈良県の中核となる拠点病院として奈良県の脳卒中診療を世界標準に維持するため、横断的多診療体制で理想的な医療提供を目指しています。 

部門紹介

奈良県立医科大学脳卒中センターは救命救急センター、脳神経外科、脳神経内科、放射線科や各診療部門の横方向の連携を強化することで脳卒中症例のコンサルト先を統一し、年間およそ400件の急性期脳卒中の受け入れを行っています。また救命救急センターとの連携のもと、各医療機関からの搬送やドクターヘリによる脳卒中患者搬送にも対応しています。確実な診断と速やかな急性期治療の開始、後遺症を最小限に食い止め回復を促す急性期治療からのリハビリ、そして脳卒中連携パスを用いた回復期リハビリテーション病院へのスムーズな移行までを集学的に行い予後の改善に務めます。


業務内容

6床のStroke Care Unit (SCU)を中心に、脳神経外科および脳神経内科病棟を含めて急性期治療から早期リハビリテーションまで切れ目のない治療を行います。救急受け入れは、救命救急センター、脳神経外科、脳神経内科、その他の診療科、または大学病院以外の施設からの紹介によって行われ、診断と治療は脳神経外科医、脳神経内科医、放射線科医から構成される専門医チームによってPSCコア施設として提供可能な急性期医療が提供されます。脳卒中および嚥下機能専門看護師を含めた専門的なケアとリハビリチームの早期介入で合併症軽減と迅速な機能回復を促し、慢性期のリハビリテーションや療養への病院間の連携もスムーズに行えるよう地域医療連携室による後方支援が得られます。

脳卒中は高齢者の寝たきり原因で認知症に次いで頻度が高い病気であり、脳の血管が破れたり詰まったりすることで発症します。脳梗塞では、手足がしびれて動かなくなったり、物が二重に見えたり、上手くしゃべれないなどの症状があらわれます。脳出血やくも膜下出血では、突発する頭痛や嘔吐、意識がなくなる、手足が麻痺するといった症状が突然あらわれます。このような脳卒中に対しては超急性期治療の治療によって症状が改善する可能性がありますので早期に医療機関を受診ください。

当脳卒中センターへの入院受け入れは、高度救命救急センターや二次救急病院からの紹介によります。上記の症状で受診を希望される方は、お近くの病院の脳神経外科外来や脳神経内科外来にご相談下さい。