栄養管理部
部門の紹介
栄養管理部では、食事の提供や相談を通して食べることや栄養に関する様々な情報を提供し、食事療法をお手伝いしています。
また、院内低栄養の改善に努め、治療効果を最大限に引き出すためのお手伝いもしています。この場合、口から食べられる方のみが対象というわけではないため、栄養療法と呼ばれています。
部長:吉川 雅則 病院教授
業務内容
栄養管理部には11名の管理栄養士が在籍し、食事療法と栄養療法のための様々な業務を行っています。
- 食事療法
1.食事提供:毎日約1,400食の入院患者食等を提供しています。食種は約150種類ですが、パンや米飯、粥などの主食選択やアレルギーなどの各種コメントの組み合わせは多岐にわたります。
2.栄養相談:年間約4,000件の相談に対応しています。
3.健康増進のための啓発活動:市町村が実施する健康教室や市民講座などで、好ましい食事習慣などについて説明しています。
- 栄養管理
1.栄養サポートチーム(摂食嚥下障害対策チーム)
2.糖尿病・内分泌内科での栄養食事指導業務
3.褥瘡対策チーム
その他周術期管理センターや緩和ケアチームなどのセンターチームにおいても医師、歯科医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士などの専門スタッフと連携、協力して治療に参画しています。
対象となる疾患・受診される方へ・医療機関の方へ
- 対象となる疾患:食事療法や栄養療法はすべての方が対象です。ただし栄養相談については国の基準で対象が限定されており、制限させていただく場合もあります。
- 医療機関の方へ:管理栄養士不在の診療所などから、栄養相談を目的に紹介いただく場合は、当院医師あての紹介状にその旨をご記入ください。かかりつけ医の指示で当院管理栄養士が相談のみを行うことはできません。
- 栄養相談を希望される方へ
初回は医師の指示が必要です。受診時に主治医にご相談ください。原則として予約制になります。