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人間は五感から様々な情報を得ています。中でも視覚器官(目)からは、全体の約90%もの多くの情報を得ていると言われています。健全な視機能を維持していくことは円滑な社会生活を送っていくうえで大変重要です。しかし白内障や緑内障、加齢性黄斑変性など、視機能を低下させてしまう疾患はたくさんあります。
眼科では患者さんの視機能の維持や改善のために様々な治療を行っています。点眼や内服を中心とした内科的治療、また手術や処置を中心とした外科的治療など最先端の治療を行っています。
光干渉断層計や蛍光造影眼底撮影、血流測定、多局所網膜電位図測定装置など最新の検査機器を使用し、総合的な診断を行っています。特に加齢性黄斑変性、糖尿病網膜症、網膜剝離、黄斑円孔などの網膜硝子体疾患に対する治療を専門としています。それ以外には緑内障、角膜疾患、斜視弱視、神経眼科、涙道疾患などに対する専門的な診療を行っています。
白内障などの一般眼科はもちろん、網膜硝子体疾患(網膜剝離、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、黄斑前膜、黄斑円孔、加齢黄斑変性、近視性新生血管黄斑症など)、角膜疾患(角膜炎、角膜混濁、角膜穿孔、水疱性角膜症、円錐角膜など)、緑内障、ぶどう膜炎、涙道・眼窩疾患(鼻涙管閉塞、涙嚢炎など)、小児眼科疾患(斜視、弱視、先天白内障)ほか、眼科領域の疾患すべてを対象としています。
視力が低下する原因はたくさんあります。また当院は特定機能病院ですので、視力が低下するなど眼科受診が必要と思われた時は、まず近隣の診療所や医院を受診して下さい。そこで当院への紹介が必要と診断された場合には、紹介状を持参し当院を受診して下さい。地域医療連携室を通じて予約していただきますと、外来での待ち時間が短縮できます。なお不明な点などがありましたら、外来窓口までお問い合わせください。