ここから本文です。
奈良県立医科大学小児科学教室は未来を担う子どもたちの健康を守り、また、小児医療に対する多様なニーズに対応するべく教室員一同、日夜診療、教育そして研究に励んでいます。
奈良医大小児科は診療では一般小児疾患はもとより、血液、腫瘍、循環器、神経、腎臓/膠原病、感染症、内分泌を重点的専門領域としています。平成23年には小児センターが開設され、現在は奈良県下唯一の24時間体制で高度小児医療を実践する施設として機能しています。また、新生児集中治療部では、県下唯一の総合周産期母子医療センター認可施設で、ハイリスク新生児(超低出生体重児、小児外科疾患、先天性心疾患など)の診療を行っています。さらに小児救急医療では救急科や麻酔科・ICUと連携して3次救急医療施設としての役割も担っています。また、多数の関連病院と連携して奈良県下や大阪地区の地域小児医療にも貢献しています。
血液(血友病などの凝固異常症)、腫瘍(血液・固形)、循環器(先天性心疾患など)、神経(てんかんなど)、腎臓、膠原病、小児感染症、内分泌、新生児疾患
当小児科では、一般小児科診療を行うとともに、難治性疾患の治療にも全力をあげて取り組んでいます。難治性疾患の子供たちの中には病気の性質上また各種治療の影響のために極度に免疫力(抵抗力)の低下している子供たちがたくさんいます。この子供たちは、ささいな風邪などの感染症が契機となって、いろいろな合併症を併発してしまいます。従いまして、発熱・咳嗽・鼻汁・下痢・嘔吐などの一般的な風邪症状の方は、まず最寄りの医療機関を受診して頂きますようご協力をお願い致します。
当院の小児科外来の受付は午前11時までとなっております。
それ以降は各専門外来および二次輪番などからの紹介のみとさせていただいております。風邪症状(発熱、下痢、嘔吐)などの一般的症状は最寄りの医療機関または橿原市休日応急診療所をご利用いただきますよう、皆様のご協力をお願い申し上げます。