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更新日:2020年4月1日

医学部長挨拶

 

 

  医学部長挨拶
 

副学長(医学部長)
嶋 緑倫(しま みどり)

近年のめざましい社会的環境の変化に伴い、求められる医師像あるいは看護師像は大きく変貌しつつあります。医学教育においても多様なニーズに対応できるような医師や看護師の育成が強く望まれます。本学は開学75周年を迎え、「豊かな人間性に基づいた高い倫理観と旺盛な科学的探究心を備えた、患者・医療関係者、地域や海外の人々と温かい心で積極的に交流し、生涯にわたり最善の医療提供を実践し続けようとする強い意志を持った医療人の育成を目指す」を教育理念に、様々な教育プログラムを実践しています。本学の教育の特色として、医学科6年間、看護学科4年間の一貫教育があげられます。例えば「良き医療人育成プログラム」では医療安全学、医師・患者関係学や医療倫理などを学ぶことにより医療人として必要な素養を身につけます。「地域基盤型医療教育プログラム」ではクリニックやへき地診療所での実習を通じて地域医療を担える人材を養成します。さらに、早期からの医療・研究マインドの育成にも力を入れています。1年生から附属病院における外来病棟で早期医療体験実習や、救命処置や縫合など医師として必要な基本的な臨床行為を段階的に学ぶ臨床手技実習を行っています。2年生の時に実施されるリサーチクラークシップでは基礎・臨床の各研究室に配属されて3か月間研究業務に従事します。学会発表や論文作成にも加わるなど学生の到達レベルは極めて高いと言えます。本プログラムでは本学や国内の施設のみならず、海外で研修することも可能です。実際、ハーバード大学やミシガン大学など海外の有数の大学や研究所に毎年留学体験をしています。さらに、本学では「臨床英語強化プログラム」を通じて教養から基礎課程の4年間にわたって実践的な英語力を強化することによりグローバル力のある人材を養成します。
医学・看護学の教育は卒後の医師や看護師像に大きく影響します。本学では卒前卒後にシームレスにつながる教育の実践を目指しています。このために特に重要視しているのは参加型の教育による自己研鑽力や自己学習力の醸成です。2017年より本学の教育プログラムは国際的にも通用するものとして日本医学教育評価機構より国際認証評価を得ています。
近年、医学の進歩には眼を見張るものがあります。この10年間に分子病態の解明が進み、細胞治療、遺伝子治療、分子標的治療など様々な新規治療法が開発されています。さらに、人工知能やロボティックスなどの進歩が医学の世界にも応用されつつあります。我が国の将来の医療を見据えて担うことのできる人材を育成することが、本学の重要な使命の一つです。

   
   

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