災害対応
震災等の災害に備え、災害用常備薬を保管・管理しています。
また、DMAT研修や防災訓練にも参加し、 災害発生時に、医療チームの一員として同行する体制を整えています。
DMAT(Disaster Medical Assistance Team)とは、「災害急性期に活動できる機動性をもったトレーニングを受けた医療チーム」のこと。
2011年3月11日に発生した東日本大震災においては、
当薬剤部DMAT隊員が発災の約3時間後に当院を出発し、仙台医療センターの応援業務や広域搬送適応患者の域内搬送業務に従事し3月14日に帰院しました。
また、その後の奈良県医療救護班活動においても、数名の薬剤部員が宮城県気仙沼市に派遣され、調剤や服薬指導のみならず情報提供業務などを通じて救護所での診療に貢献しました。
2016年4月16日に発生した熊本地震においても、当薬剤部DMAT隊員が現地に向かい八代市の避難所を巡回するなどの医療支援活動を行い4月19日に帰院しました。 2024年1月1日に発生した能登半島地震において、当薬剤部DMAT隊員が1月4日から1月7日まで石川県庁内の保健医療福祉調整本部で活動を行いました。
また、日赤救護班として西日本豪雨災害では2018年7月18日から7月21日にかけて岡山県真備町へ、能登半島地震では2024年1月24日から1月28日にかけて石川県輪島市で避難所や救護所での巡回診療などに貢献しました。
(※東日本大震災時の写真です)