ごあいさつ

公立大学法人 奈良県立医科大学 理事長・学長
細井 裕司 公立大学法人 奈良県立医科大学 理事長・学長
細井 裕司

 平素より奈良県立医科大学の教育、研究、診療活動へご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
 本学は、平成27年に創立70周年を迎えましたが、この大きな節目に、手狭になった現キャンパスに加え、南西約1キロメートルの地に新たなキャンパス用地を得て、教育・研究部門を全面移転し、移転後の現キャンパスでは新外来棟など診療施設のさらなる充実を図ることとしています。
 私は、この機会を単なる「器」の整備ではなく、70 年の歴史を誇る本学が未来に向けて新たな飛躍を期する好機とするべきであると考えています。今、大学を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。
 国による大学の選別が着実に進められている一方で、少子高齢化の進展に伴い、医科大学に期待される役割も大きく変化しており、本学はその中で「真の大学として」生き残ることが求められています。
 本学は、地方の単科大学ですが、他学はもちろん、産業界、行政、地域医療機関と緊密に連携することにより、ここ橿原の地にあっても、常に全国、世界の水準を視野に入れた最先端、最高水準の大学を目指すつもりであり、そのことによって始めて、真に優れた人材が本学に集積し、質・量ともに秀でた、全国の医学部の中でも最上位レベルの医科大学が実現するものと確信しています。
   このような未来に向けた新たな飛躍を確実なものにするため、今般、本学の教育・研究・診療の更なる充実を支援するための恒久的な基金「未来への飛躍基金」を創設し、キャンパスの施設整備を始め、ハード・ソフト両面にわたるサポート体制を整えることといたしました。
 基金の具体的な事業計画としては、本学の将来を担う人材の育成・確保をはじめ、教育・研究・診療全般のレベルアップを実現するための各種取組を精力的に展開します。また、新キャンパスに「(仮称)奈良県立医科大学交流会館」を整備し、卒業生と在学生との交流、産業界や地域医療機関、地域住民等の外部との交流により、本学の教育・研究機能の更なる向上を実現することとしています。
 皆様におかれましては、基金設置の趣旨にご理解とご賛同をいただき、お力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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