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更新日:2022年8月30日

がん看護学

専任教員

田中登美 教授 がん看護専門看護師

升田茂章 准教授

研究内容

がん看護学領域の看護学コースは「論文コース」と「高度実践コース」の2つのコースがあり、以下のことを学びます。

1. がん看護の基盤となる概念・理論に関する知識や諸研究、がん医療の現状や課題を学ぶ。

2. がんとともに生きるサバイバーとその家族が最適な健康状態を維持するための課題を見極め、現象の明確化、解決するための看護実践や保健医療のあり方、チーム医療における看護職の役割を科学的に探究する。

特に「高度実践コース」では、がんの病態・診断・治療に関する最新の知見、がん看護の基盤となる概念・理論、がん医療の現状と課題を学び、がんサバイバーとその家族が抱える臨床上の課題について探求します。また臨床実習を通して、複雑な健康問題を抱えるがん患者および家族に対するケアとキュアを統合した卓越した直接ケア、相談、倫理的調整などの役割を実践し、高度実践看護師としてケアシステム全体を捉える思考力を培うよう支援します。修了時には「日本看護協会 高度実践看護師教育課程(専門看護師)認定審査受験資格」が取得できます。

研究は、がんサバイバーとその家族の抱える問題を見極め、解決のための看護実践や保健医療のあり方、チーム医療での看護職の役割、看護師教育について科学的に探究しています。特にCNSのサブスペシャリティである「化学療法看護」において、就労がん患者および糖尿病を併せ持つがん患者への支援、がん治療中の患者のせん妄体験およびせん妄予防看護介入、臨床看護師への教育介入について研究しています。