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更新日:2015年3月1日

ニュースレター第3号

第3号(No.3)/2010.10

附属図書館ニュースレター

No.3/2010.10.

利用者各位

いよいよ秋も深まってまいりましたが、お変わりございませんか。
『ニュースレター』の第3号をお届けいたします。
いつもご愛読いただきありがとうございます。
この『ニュースレター』がご利用の際の一助になればという思いで執筆しております。今後ともますますのご利用よろしくお願いいたします。

目次

  1. 機関リポジトリ主題ワークショップ(医学・看護学)開催
  2. 利用案内(文献複写と著作権)
  3. 新着図書(9月受入分)
  4. 文献検索のご相談歓迎

1.機関リポジトリ主題ワークショップ(医学・看護学)開催

11月4日(木曜日)に本学厳橿(いつかし)会館大ホールにて「DRF主題ワークショップ(医学・看護学)in 奈良」を開催いたします。
DRFとは「デジタルリポジトリ連合」の略で、機関リポジトリ活動の普及、啓発を目的として国立大学を中心に活動している組織です。そこの主催により本学での開催が実現しました。
テーマは奈良県の地域医療の拠点である本学らしく、「リポジトリで地域から医学・医療情報を発信しよう」として、本学を拠点にして県内医療機関で生産された教育・研究成果物をリポジトリを通して蓄積・公開することを目指すというものです。

プログラムは以下の通りで、ごあいさつは吉岡学長にお願いしております。また、現図書館長の平尾教授、看護学科からは藤田教授からもお話をしていただく予定です。

9時20分-受付開始
9時50分-10時00分オリエンテーション
10時00分-10時10分あいさつ吉岡章学長
10時10分-10時50分基調講演「機関リポジトリとオープンアクセス」吉松直美氏(九州大学附属図書館)
10時50分-11時00分休憩
11時00分-11時30分講演1「医学教育・研究者の立場から」平尾佳彦先生
11時30分-12時00分講演2「看護学教育・研究者の立場から」藤田比左子先生
12時00分-13時10分昼休み
13時10分-13時30分事例報告1大庭卓氏(浜松医科大学附属図書館)
13時30分-13時50分事例報告2和田崇(当館スタッフ)
13時50分-14時10分事例報告質疑応答
14時10分-14時20分休憩
14時20分-16時20分パネルディスカッション座長:鈴木孝明(当館スタッフ)
話題提供
「オープンアクセス・著作権等」土出郁子氏(大阪大学附属図書館)
「共同リポジトリ」上田大輔氏(広島大学図書館)
「病院医師」小坂淳先生(堺市こころの健康センター)
「患者の情報ニーズ」鈴木孝明(当館スタッフ)
意見交換
16時20分-16時30分まとめ
16時30分-17時00分図書館見学
17時15分-19時30分情報交換会(弘済団食堂)

※詳細はDRFホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

※ワークショップへのご参加は自由です。お時間のある時にのぞいてみて下さい。
(但し、情報交換会へのご参加は10月27日までに下記問い合わせ先までご連絡願います。)

※問い合わせ先:附属図書館機関リポジトリ担当、鈴木(内線2293 tsuzuki@naramed-u.ac.jp)、和田(内線2392 tata-rin@naramed-u.ac.jp)

2.利用案内(文献複写と著作権)

図書館で、コピーをされる際にご記入いただいています『文献複写申込書』の裏面には下記のように記載されています。

複写対象の資料は:

  1. 図書館所蔵の資料であること。
  2. 著作物の全部ではなく一部であること。
  3. 定期刊行物内の論文である場合、各論文の全体の複写ができるが、刊行後、相当期間経ていること。(次号が刊行されている、または、該当号の刊行後3ヶ月以上過ぎている)
  4. 複写部数は一人について一部のみであること。
  5. 利用者の調査・研究の目的のためであること。
  6. 有償・無償を問わず、再複写したり頒布したりしないこと。

著作権に関する注意事項ですので、コピーの前に必ずお読みください。図書、雑誌だけでなく絵画や写真、映像からコンピュータのソフトに至るまですべての著作物は著作権で保護されています。
通常、著作物を使用する際には、著作権者から許諾を受ける必要があります。例外として、本人の私的使用や図書館、教育機関においては、営利を目的としないことを条件に許諾なしに使用が認められています。ただし、著作物を引用される際は文末に『参考文献』等「出所の明示」が必要です。

3.新着図書(9月受入分)

9月分の新着図書リストを作成しました。
こちらからご覧いただけます。

4.文献検索のご相談歓迎

医学・看護学情報は増加の一途をたどっています。玉石混淆の情報の中からいかに役立つ情報を見つけ出すかが大きな課題となっているのではないでしょうか。

昔に比べて、どなたでもWebを通してPubMedや医中誌などを簡単に検索できるようになりました。ところがその一方で、EBMの手法に基づいた診療ガイドラインの作成が各学会により広く行われるようになり、また臨床試験結果をメタ分析してシステマティックレビューを作成する動きが広まってきますと、文献を網羅的に検索する必要性が出てきました。

文献検索はわれわれ図書館員のお家芸です。事実、最近はガイドラインやコクランレビュー作成の際のお手伝いもしてきています。

ガイドラインやシステマティックレビューの作成を計画されている場合や新しい研究テーマに関する既知文献をお探しの場合など、ぜひご相談下さい。

※問い合わせ先:鈴木(内線2293 tsuzuki@naramed-u.ac.jp)

編集後記

『ニュースレター』も第3号を迎えることができました。ひとえに利用者のみなさまのおかげと感謝しております。今後より一層、充実したものをお届けしたいと考えておりますので、ご意見、ご感想がございましたら下記のアドレスまでお寄せください。
スタッフ一同、心よりお待ちしています。

e-mail:library@naramed-u.ac.jp

編集・発行

奈良県立医科大学附属図書館
内線:2293
e-mail:library@naramed-u.ac.jp

お問い合わせ

公立大学法人奈良県立医科大学 法人企画部 教育支援課 医学情報係

奈良県橿原市四条町840番地

電話番号:0744-23-9981

ファックス番号:0744-23-3273