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更新日:2023年2月9日

ニュースレター第149号

附属図書館ニュースレター

No.149/2023.2.

利用者各位

向春の候、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。『ニュースレター』第149号をお届けします。

目次

  1. 2月の図書館ウェビナーのお知らせ
  2. ウェビナーアーカイブのアクセス先変更について
  3. Myないとサービスの通常モード復帰のお知らせ
  4. 最終学年の皆さまとご退職予定の皆さまへ
  5. 新着EBOOK・図書(2023年1月受入分)
  6. 『Tea Break』vol.131 ~ 抗菌薬BOOK&MAP ~

 

1.2月の図書館ウェビナーのお知らせ

今年になって1月は2回の開催となりました。第1回はPubMedに追加された強力な機能「近接検索」について詳しくご紹介しました。そして第2回は、今年から始まった大河ドラマにちなんで「どうする」シリーズの第1弾「どうするリモートアクセス」と題して、日本語の電子リソースの代表格「メディカルオンライン」、「医書.jp」及び「医中誌Web」のリモートアクセスの方法を実例を交えてご説明しました。

見逃した方は、次のトピックでご紹介しますアーカイブをご利用ください。

さて、2月は当館の事情により1回のみの開催となります。その1回は、「どうする」シリーズ第2弾「どうする投稿先選び」を予定しております。みなさまが研究成果等を発表されるジャーナルを選ばれる際の目安にしていただきたいポイントをご紹介いたします。

【図書館ウェビナー】2月のご案内

【第1回】2月22日(水曜日)17時30分~18時

  • どうする投稿先選び

ジャーナルの投稿先を探す際に参考となるサイトおよび選ぶ際の注意点などを事例を挙げてお話しします。

※事前申し込みは不要です。参加方法の詳細については、毎週ご案内する学内一斉メール「【図書館ウェビナー】2月のご案内」をご覧ください。

2.ウェビナーアーカイブのアクセス先変更について

2021年7月から始まりました図書館ウェビナーのほとんどを録画し、Microsoft Streamを利用してアーカイブをご提供してきましたが、このたび学内の研修でよく使われています「SharePoint」へ引っ越しいたしました。最新分のコンテンツはこちらのサイトからご覧いただけます。以前と同様にお持ちの統合IDアカウントでログインしてご利用いただけます。

まだ、引っ越したばかりですので、画面デザイン等は変更されることがございますが、末永くお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

3.Myないとサービスの通常モード復帰のお知らせ

大学間での文献複写物や貸借資料の取り寄せに使用している国立情報学研究所のNACSIS-CAT/ILL新システムへの移行に伴い、2023年1月中のシステム停止の前後で、複写・貸借の取り寄せにお時間をいただくこともあり、大変なご不便をおかけしました。また、停止期間中のMyないとサービスの対応について、ご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。

2月1日(水曜日)より、NACSIS-CAT/ILLシステムの新システムへの移行が無事完了し、各大学で複写・貸借依頼サービスが再開されました。当館のMyないとサービスの対応についても、平常通りとなりましたので、引き続き皆さまのご利用をお待ちしております。

4.最終学年の皆さまとご退職予定の皆さまへ

先月から、延滞している資料のある医学科6年生、看護学科4年生の皆さまに、図書館よりご連絡を差し上げています。未返却の方は連絡した期日までに必ずご返却をお願いいたします。期日までに返却いただけない場合は、電話でも順次連絡をいたします。心当たりのある方はご確認の上、速やかに返却をお願いします。万が一、ご卒業までにご返却いただけない場合は、ご自宅や新たなご勤務先に連絡させていただくことになりますので、在学中に必ずご返却をお願いいたします。

また、教職員の皆さまにおかれましても、ご退職を予定されている場合は在職中にご返却いただきますようよろしくお願い申し上げます。ご退職予定の方で延滞資料があるかどうか不明な方は図書館までお問い合わせください。

なお、資料を紛失された場合は代金を弁償していただきますので、メインデスクまでお申し出ください。国家試験、卒業を控え、慌ただしい時期ではございますが、よろしくお願い申し上げます。

5.新着EBOOK・図書(2023年1月受入分)

2023年1月分の新着図書リストを作成しました。

6.『Tea Break』vol.131 ~ 抗菌薬BOOK&MAP ~

笠原 敬 監修 佐野 邦明 著

今回のTea Breakでは、本学附属病院感染症センターの笠原教授が監修されました「抗菌薬BOOK&MAP」をご紹介します。こちらは感染症センターの令和4年度指定図書となっています。

新薬が次々と発売される抗悪性腫瘍薬等とは異なり、抗菌薬は臨床で長く使われている薬が多いです。初めて抗菌薬を勉強する学生さんは覚えることが多すぎると思うことはありませんか?臨床で働き始めた医療従事者の方も抗菌薬の知識は学生の頃からアップデートができていないと感じることはありませんか?テレビや新聞で多剤耐性菌がトピックとなることも増えており、抗菌薬を改めて学びたい方にお勧めの一冊です。著者の佐野氏は獨協医科大学埼玉医療センターの薬剤師で、感染症治療の面白さや奥深さを研修医にレクチャーするための資料が本書につながったとあります。「抗菌薬BOOK」本編では、感染症治療に必要な情報を収集するためのツール(SAFE-Rx、NICE等)、主要細菌、血液培養、抗菌薬アレルギー、敗血症等について分かり易く解説されています。本書で何よりユニークなのは付録の「抗菌薬MAP」です!基本的な第一選択や腎機能別用法用量といった臨床で不可欠な情報が満載のMAPです。溶解後のpH、配合変化や1V含量も記載されている点は薬剤師だからこそだと思います。感染症治療で道に迷いそうなとき、このMAPで得られる知識は頼もしい道標となることでしょう。(Shi)

*2F閲覧室北側単行本[請求記号493.8-Kas]に配架

編集後記

1月に入って閲覧室の利用もいつも以上に増え、席を探している学生さんや熱心に勉強に励む皆さんの様子を見て、今年もこの時期が来たなと感じています。いよいよ国家試験が目前に迫り、追い込みの時期かと思いますが、食事・休養・睡眠もとりつつ、体調管理に気を付けてお過ごしください。全力を出し切れるよう、図書館職員一同、陰ながらお祈り申し上げます。

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e-mail:library@naramed-u.ac.jp

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