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更新日:2016年11月29日

ニュースレター第76号

附属図書館ニュースレター

No.76/2016.11

利用者各位

初冬の候、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。『ニュースレター』第76号をお届けします。

目次

  1. ビデオ雑誌「JoVE」のご紹介
  2. 「Visible Body」が新しく!
  3. 『第18回 図書館総合展』参加報告
  4. 年末年始の無人開館日および休館日
  5. 機関リポジトリ「GINMU」登録状況
  6. 新着図書(10月受入分)
  7. 『Tea Break』vol.67 ~ ホット・ゾーン:「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々 ~

1.ビデオ雑誌「JoVE」のご紹介

このたび、世界初のビデオ学術誌である「JoVE(Journal of Visualized Experiments)」(外部サイトへリンク)のうち、3セクション(BiologyNeuroscienceMedicine)を導入しました。実験方法・技術・手技を動画でわかりやすく表現したもので、テキスト論文と合わせた構成となっています。PubMed(MEDLINE)の収載対象にもなっており、全10セクションのうち、本学で利用の多い上位3セクションを選びました。どうぞご活用ください。

2.「Visible Body」が新しく!

今月、第71号でご紹介した「Visible Body(外部サイトへリンク)」のうちの2種類のツールがバージョンアップされました。新たに追加された主な新機能は以下の通りです。

Human Anatomy Atlas

  • 25の人体断面模型および対応するMRIスキャン画像を、識別ピンとともに追加
  • 自由入力によるキーワード検索
  • お気に入り、メモ、ツアーなどを、アカウントに保存

Muscle Premium

  • 日本語に対応
  • 自由入力によるキーワード検索
  • 坐骨神経痛、腱板断裂、手根管症候群、脛骨過労性骨膜炎など、
    20以上におよぶよく見られる病態の3Dモデルを追加

新バージョンのモバイル・アプリも提供されていますが、すでに旧バージョンのアプリをお使いの場合は、完全にアンインストールをしてから、新バージョンを入れてください。

その他、詳細はクイックガイド(PDF:6,052KB)をご覧ください。

3.『第18回 図書館総合展』参加報告

『図書館総合展』(於:パシフィコ横浜)とは、図書館関係者はもとより関連企業、団体が一堂に会し、フォーラムや企業展示が行われる図書館界最大のイベントです。今年は、11月8日から10日まで開催され、8日、9日の両日に参加しました。フォーラムは、各コマ10会場の中から事前に選択し、参加申し込みをします。『電子書籍の利活用と教育・学習環境の充実』というフォーラムでは、書架の空きスペースに電子書籍の宣伝用のポップを施し、利用者に視覚から訴えかけるもの、また、電子書籍と一体化した症例データベースなど、当館とかかわりの深いものもあり、興味は尽きませんでした。また、スマートフォン向けのアンケートツールを用いた参加型のフォーラムでは、会場全体がひとつになり、ほかの参加者との交流もあって、雰囲気はとてもよく、瞬く間に時間が過ぎ去りました。
展示ブースでは、セキュリティーゲートと一体型の自動貸出機など、最新の機器に直接触れることが出来、その性能には驚くばかりでした。素晴らしい機会を与えてくださったスタッフに感謝します。(N)

4.年末年始の無人開館日および休館日

年末年始の無人開館日および休館日は、下記のとおりです。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

無人開館日:12月23日(金曜日)~30日(金曜日)、1月4日(水曜日)~5日(木曜日)
【開館時間】8時~24時【貸出・返却】自動貸出機をご利用ください。

教室資料、文献引き渡し可能日

12月26日(月曜日)~28日(水曜日)、1月4日(水曜日)~5日(木曜日)

1階入口が施錠されていますので、必ず職員証、学生証をご持参ください。
整理作業等で2階閲覧室にスタッフが不在の場合がございますので、来館前に内線(2292)までご連絡ください。引き渡し時間は、8時45分~17時です。

休館日:12月31日(土曜日)、1月1日(日曜日)~3日(火曜日曜日)

5.機関リポジトリ「GINMU」登録状況

下記の通り新規登録いたしました。URLにアクセスしていただければ全文閲覧する事ができます。

登録件数(2016年11月22日現在)

  • 医学部学術雑誌論文 63件
  • Journal of Nara Medical Association(奈良医学雑誌) 1289件
  • 奈良県立医科大学看護短期大学部紀要 5件
  • 奈良県立医科大学医学部看護学科紀要 125件
  • HUMANITAS 奈良県立医科大学教養教育紀要 43件
  • 博士論文(医学) 162件(紀要掲載分7件を含む)
  • 附属病院学術雑誌論文(医学部掲載分と重複) 3件
  • 葦(看護部紀要) 303件
  • 附属図書館 29件
  • 学報 54件
  • キャンパスだより 4件
  • まほろばだより 19件
  • 女性研究者支援センター成果報告書 1件
  • 地域医療連携室だより 9件
  • 看護実践・キャリア支援センター通信 7件
  • 県民健康増進支援センター機関紙「Health Letter」 3件
  • 県費奨学生配置センター機関誌「Glocal(グローカル)」 7件

計 2116件

引き続き図書館ではリポジトリに登録する論文を募集しております。何卒皆様のご協力のほど宜しくお願いいたします。
問い合わせ先は、機関リポジトリ担当、和田(内線2392)、鈴木(内線2293)までお願いいたします。

6.新着図書(10月受入分)

10月分の新着図書リストを作成しました。

7.『Tea Break』vol.67 ~ ホット・ゾーン:「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々 ~

本書は2部構成で、前半はエボラウィルス(及びマールブルグウィルス)が、現在ほど知られていなかった1980年代(及び90年代前半)、アフリカでマールブルグウィルスに感染したフランス人男性の記述から始まります。感染源、感染経路、治療法すべて不明の状態での現地医師たちの、まさに血を吐くような、ウィルスとの激闘を描いております。その後アメリカCDC(アメリカ疾病予防管理センター)によるウィルスの特定を得て、後半(2部)ではなんとアメリカでエボラウィルスの感染が確認されるというショッキングな展開になります(しかも空気感染することも判明)。幸いこのアメリカ(レストン)では、実験用サル(フィリピンから輸入)のみの感染で、しかもサル以外には感染しないことが判明し、事なきを得ます。しかしながら2014年にもエボラウィルスは西アフリカを中心に流行しており(2016年に終息宣言)、昨今の世界的輸送力の拡大を鑑みても、決して対岸の火事ではありません。そういった意味でパンデミックの恐ろしさをノンフィクションで描いている本書は一読に値するかと思います。(W)

*2階閲覧室南側 単行本[請求記号 936-Pre]に配架

編集後記

この時季になると暖かいラーメンやうどん、たまらないですよね。図書館で食べたい気持ちもよくわかりますが、飲食が可能な3階ブラウジングルームでも汁物や臭いの強いものは、お断りをしています。室内に臭いが残ると後から利用する人は気持ちがいいものではありません。また、残り汁を洗面台に流されると排水管が詰まります。ご理解のほど、よろしくお願いします。

記事または図書館に関するご意見、ご感想がございましたら、下記のアドレスまでお寄せください。

e-mail:library@naramed-u.ac.jp

編集・発行

  • 奈良県立医科大学附属図書館
    内線:2293
    e-mail:library@naramed-u.ac.jp

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公立大学法人奈良県立医科大学 法人企画部 教育支援課 医学情報係

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