更新日：2022年1月7日

ニュースレター第137号

附属図書館ニュースレター

No.137/2022.1

利用者各位

新春の候、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。『ニュースレター』第137号をお届けします。

目次

1. 1月のウェビナーのお知らせ
2. 2019年発行の和雑誌の移動について
3. 入学試験当日の臨時休館について
4. 最終学年のみなさまへ
5. 新着EBOOK・図書（12月受入分）
6. 『Search COLUMN』no.3　～ 速報性No.1のデータベースは？ ～

1.1月のウェビナーのお知らせ

昨年12月は、1週目に看護関連文献データベース「CINAHL」の第2弾としてシソーラス「CINAHL Subject Headings」を使った検索方法について解説しました。2週目は11月に続いて、提供元のウォルターズ・クルワー様の主催で、臨床支援ツール「UpToDate」の基本機能を学生向けにわかりやすくご説明いただきました。そして3週目は、PubMedとは別のプラットホームである「Ovid MEDLINE」の基本操作について、PubMedとの違いを交えながら説明いたしました。

さて、年が変わりましてもウェビナーは続きます！今月も3週で予定しております。

【図書館ウェビナー】1月のご案内

※事前申し込みは不要です。参加方法の詳細については、毎週ご案内する学内一斉メール「【図書館ウェビナー】1月のご案内」をご覧ください。

今年も30分枠を保ちつつ、様々な形式のウェビナーに”寅イ”していこうと思います。どうぞご期待ください！

2.2019年発行の和雑誌の移動について

2階新着雑誌コーナーに配架しておりました2019年発行の和雑誌を、書庫2層へ移動いたしました。
お探しの雑誌が見つからない場合は、お気軽にメインデスクまでお尋ねください。
この移動により、新着雑誌コーナーには、2020年（令和2年）から2022年（令和4年）までの発行3年分が配架されます。ただし、書架スペースの都合上、一部の寄贈雑誌は新着のものも直接書庫2層に配架していますので、新着雑誌書架横に掲示されている新着雑誌コーナータイトル一覧でご確認ください。

3.入学試験当日の臨時休館について

大学入学共通テストおよび本学入学試験当日は、下記のとおり終日休館いたします。利用者のみなさまには、大変なご不便をおかけしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

• 令和4年1月15日(土曜日)、16日(日曜日)：大学入学共通テスト
• 令和4年2月5日(土曜日)、6日(日曜日)：推薦選抜試験
• 令和4年2月25日(金曜日)、26日(土曜日)：前期日程試験
• 令和4年3月12日(土曜日)、13日(日曜日)：後期日程試験

4.最終学年のみなさまへ

医学科6年生、看護学科4年生のみなさま、お手元に長期にわたり延滞されている資料はございませんか？
未返却の方は至急ご返却をお願いいたします。資料を紛失された場合は代金を弁償していただきますので、メインデスクまでお申し出ください。

万が一、ご卒業までにご返却いただけない場合は、ご自宅や新たなご勤務先に連絡させていただくことになりますので、よろしくお願い申し上げます。

なお、教職員におかれましても、ご退職を予定されている方は、ご在職中にご返却いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

5.新着EBOOK・図書（12月受入分）

12月分の新着EBOOK・図書リストを作成しました。

6.『Search COLUMN』no.3　～ 速報性No.1のデータベースは？ ～

医学・医療情報を扱う上で、速報性が非常に重要なことは言うまでもありませんが、速報性を要する情報は、専門の情報源が提供されています。それでは、PubMedや医中誌Webなどの書誌情報データベースの更新頻度はどうでしょうか？
本学で利用できるPubMed、医中誌Web、Ovid MEDLINE、CINAHLについて調べてみました。検索日時は日本時間2022年1月6日11時30分です。

登録日	PubMed	Ovid MEDLINE	CINAHL	医中誌
2022/1/6	3,156	0	0	13,588
2022/1/5	3,481	2,884	731	0
2022/1/4	4,891	4,891	851	0
2022/1/3	989	990	1,801	0
2022/1/2	1,418	1,419	349	0
2022/1/1	3,045	3,045	1,593	0

医中誌Webは月2回の更新ですが、そのほかは元日から毎日更新されています。Ovid MEDLINEは、PubMedの作成元のNLMからOvidへデータが渡されるのに若干のタイムラグがあるようです。なお、1月6日付のデータ更新にばらつきがあるのは時差の影響もあるかと思われます。

では、どれだけ最新の情報が反映されているかは、週刊の「New England Journal of Medicine」で見てみました。

PubMedは、2022年1月5日付のEpub文献が掲載されていました。Ovid MEDLINEは2022年1月1日付のEpub文献でした。CINAHLは、2021年12月23日付が最新でした。ちなみに医中誌Webでは、「日本医事新報」で2021年11月27日付の5092号、「医学のあゆみ」では2021年11月27日発行の279巻9号が最新でした。

このように見ていきますと、やはりPubMedが最も速報性が高いことがわかります。PubMedだけ国立機関が作成しているだけに、文献検索にはPubMedははずせないですね！（S)

編集後記

みなさま、明けましておめでとうございます。年が変わりましても相変わらずのコロナ禍でオミクロン株が猛威を振るいつつあります。この勢いを止めるにはワクチンや経口薬の普及がカギとなるのでしょうが、基本的な感染予防策を続けていくことは変わりないですね。これから本格的な受験シーズンを迎えますが、入学試験にしても、国家試験にしても、受験されるみなさんが悔いを残すような結果とならないよう祈念しております。本年も図書館のご利用をどうぞよろしくお願い申し上げます。

記事または図書館に関するご意見、ご感想がございましたら、下記のアドレスまでお寄せください。

編集・発行

• 奈良県立医科大学附属図書館
  内線：2293
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